No.109: *『天眼石その2』

おや・・・。
おいでになりましたか・・・
どうなってもしらんぞ~~~~~~(m–)m
まぁそれはおいといて(・-・)y-.。o○

んじゃまぁ「この世で2番目に使える石」としての天眼石解説に入りましょう。

No.44: 番外編:ニュージェイドって?

以前あたしがUPしたコラムです。ここの冒頭にご注目下さい。
常識的に考えて、「6連ブレス」なんてものはありえません。
しかしここだけの話、今現在あたしの左手にはその6連ブレスがかかっています。

中身は違うでしょうが、イザちゃんも似たような品を身につけているはずです。
この「6連ブレス」には日々改良を加え、常に進化させてはいるのですが、
どうしてこんなものをあたしは身につけているのでしょう。

呪術師だからです(・-・)/ 実に明解!わかりやすーい!
じゃあなんでそんなものを呪術師は身につけているのか。

答えは簡単。出力を上げたいからです。

「隕石ブレスじゃだめなのか?」という声がここまで届いてきそうですが、
まぁ皆さんちょっと落ち着いてお聞き下さい(・-・)
簡単な例を挙げましょう。 あなたは格闘技の有段者です。
腕にはそこそこ自信があります。

ある日路地裏でつまらぬことから他人と喧嘩をする羽目になってしまいました。
しかし相手は全くのド素人。あなたは赤子の手をひねるように相手を叩きのめしました。
ここまではいいですね?(・-・)/

ところがある日、今度はその時の相手が仕返しをしにやってきました。
強そうな助っ人を大勢連れてきています。 あなたはたちまち囲まれてしまいました。
あなたが、その助っ人全員を合わせたよりも強ければ 何の問題もありません。

全員叩きのめせばいいだけです。

でも、もしもその助っ人一人一人があなたと同じように強ければどうしますか?
数の多い相手のほうが圧倒的に有利ではありませんか?
さてここで、あたしら呪術師の仕事内容をちょっと考えてみて下さい。
簡単な例として、サイトでもお話したことのある「幽霊退治」を例にとってみましょうか。
いくらあたしやイザちゃんが修行積んでるからといって、
幽霊大発生ど真ん中に二人っきりで放り込まれたんじゃ普通はたまったものではありません(-“-)
ひどい話だよな、冷静に考えてみるとさ!

相手は大勢(?)。こっちは二人です。

しかもあたしとイザちゃんの間柄を考えると、絶対に負けちゃダメなのがあたしです。
一応「師」と呼んでもらっている以上、弟子の前であまり無様な真似は出来ませんしね。
お祓い屋さんの場合、どうなさっているのかは存じませんが、
多分ご自分お一人でそういう場所へお入りになって、神仏の加護を願いながらお一人で戦われるのでしょうね。
全くお気の毒な話です!(ノ_・。)さぞ心細いことでしょう!

しかしながら。 あたしゃワリと平然とした顔でそういう場所に向かいます。
なんでかって?

こっちは一人じゃないからですよ( ̄▽ ̄)b

話がややこしくなるんで、この場合イザちゃんを計算に入れないことにしましょう。
その状態でもあたしは正確には一人ではありません。
「?」となられた方が多いでしょうな。

では、うちのLINKコーナーにイザちゃん、
つまり「みけまゆみ」女史のサイトをリンクしていると思うのですが、
そこの3/27、3/31、および5/30の日記を読んでみて下さい。
それで「謎」が解けると思いますよ(⌒▽⌒)

http://blogs.dion.ne.jp/izabell/
(2023/10/03追記:上記URLサイトは無くなっていることを確認しました)

はっきり申し上げて、あたし単体の場合はそんなに強くはありませんぜ。
一切他の力を使わないという制限でも掛けられた日にゃ、あたしゃどんな弱い幽霊さん相手でも逃げ腰でしょう。

自分一人の力なんてたかがしれてますんでね(・-・)y-.。o○

んでも、人間一人の力ではどうすることも出来ないような
「大きな欲」を人というものは抱えたがるものなんですよねぇ。
そしてそれを叶えるのが呪術師というわけで。
じゃあどうするか。

自分一人じゃなけりゃいいのでしょ?(⌒▽⌒)ノ

道に50キロの石が落ちていたとしましょう。
それをどかさないことには先に進めません。
しかしながらあなた一人では50キロもの重さのものは持ち上げることが出来ません。
でもあなたが二人いたら?三人いたら?
皆で協力すればそんな石くらい放り投げることも出来るのでは?

自分を増やす。
自分の内面を「何か」に投射して、それに命を宿らせる。
最終的には自分の意のままにそれを使役する。


呪術師が絶対に避けて通れない「道」・・・人工精霊(タルパ)製作です。


↑諸事情ありまして今はリンク外してます。ご了承下さいませ。
これに関しましてはバックナンバー(さそりをクリック)に詳細載せてますんで、ご興味のある方はどうぞ。

はいはい。ここで話の展開についてゆけなくなった方々。
どうぞご退場下さい。
この世は居心地がいいもんですよ。

なにもこんなDEEEEPでDAAAARKな世界に足を突っ込まんでも生きていけますって(^_^;)

「まだがんばるもん!o(><;)(;><)o」
という健気な方のために一応解説を続けますよ(⌒▽⌒)ノ

そりゃね、隕石ブレスはね、他からのエネルギー吸収に優れています。
それを他の石やあなた自身に分け与え、あなた自身の出力を上げることには非常に有益だとは思いますよ。
んでもそれって結局は、あなた一人で戦ってることになりません?
いくら武装したって強化したって、結局は一人で戦ってるんでしょう?
そりゃ強化しないよりしたほうがずっといいけれど、
援軍がいたほうが戦いそのものはずっとラクになるとお思いになりませんか?

こう申し上げては非常に酷い言い方なんですけどね、

人間一人が出せる「力」なんて、限界があるんですよ。
一般の方々ならそれでいいんですよ。
限界がきたらそこで止めればいいだけなので。
んでもあたしらそうはいきませんて(^_^;) うちら「仕事」なんですもん。

じゃあどうするか。

これはもう「援軍」作るしかないじゃないですか。
もう一人、自分と一緒に戦ってくれる「相方」がいれば
一人では無理なことでもなんとかなるかもしれないじゃないですか。
これってごく自然な発想だと思うんですけどねぇ(・-・)y-.。o○

その相方として、あたしは例の「6連ブレス」を所持しているんですよ。
改良加えるたびに、イザちゃんのところにご迷惑が掛かっているようですがね。
んでも面白いようにこっちの「夢日記」内容と、タルパの成長過程と、
イザちゃんの苦情コラムが シンクロするんですよねー。

ま、これに関しましてはふぇりしあ嬢と二人で笑い話にしたことが ございますが。
(弟子に迷惑が掛かっているというのに呑気な話だなおい!)

タルパってね、何か「核」がないとうまく作れないですよ(・-・)

ま、修練をめちゃめちゃ積んだ方ならそうでもないんでしょうけど。
少なくともあたしは「核」になるものがあったほうがずっと作りやすいです。
その「核」として天眼石を利用しています。
もっとちゃんと言うならば、天眼石を要所要所に配置した6連ブレスを。

タルパ製作自体は実はそんなに難しくはありません。

ただし、あなたの完璧な理想像みたいなのは出来上がりませんよ!
しょせん、「自分自身」なので。そこらへんは妥協して下さいね。
…てことは、あたしは弟子の入浴を覗いて喜ぶような人間なのかっ!∑( ̄▽ ̄;)

んじゃまぁちゃっちゃと作り方からいきましょうか。
6連ブレスの別名は「108数珠」です。

108数珠自体はそんなに珍しいもんじゃありませんよ。
ネット通販でもよく売ってます。ウソだと思ったら検索してみて下さい。
なんぼでもヒットしますんで(・-・)

基本的な作り方をご説明しますかねぇ。
まず、108を12に分けましょう。 9個になりますよね?それを1グループとします。
で、その9個の石の両端を天眼石にするのです。
真ん中7個の石はご自分の願望に沿ったものを選択します。
で、それを12回繰り返してもいいし、願望によっては石をグループごとに変えてもいいです。
しかし、必ず1グループの両端は天眼石にするのです。

前頁でご説明したことをここで思い出して下さい。
天眼石の特性として、「天眼石に挟まれた間の全石の効力をUPする」というものがあります。
おまけに「隣り合った石の効力を混ぜない」という特色もあります。
1グループの両端を必ず天眼石にしてゆくことによって、
ひとつひとつのグループに所属する全石の効力はUPします。
ひとつのブレス(?)に組み込むには相性の悪い石同士(この場合はグループ同士)であっても、
相性を気にすることなく配置することが可能になるわけです。

例えば操り系の基本配置で説明しますと、

天眼石+オニキス+黒針+レインボーオブシディアン2個+黒針+オニキス+天眼石

こんな感じで(・-・)

これを1グループとして12回繰り返してもいいですし、他の組み合わせのグループと一緒にしてもいいですね。

ホークスアイ(ブルータイガーアイ)のグループや、テクタイトなどの隕石系、
エンスタタイトブロンザイトなどを組み合わせていっても面白いものが出来るでしょう。

で、合計108個になったら、あたしはそこに1個天眼石を付け加えるようにしています。
これはあたし個人の考えなので、真似する必要は全くありません。
なんで109個にするかって言うと、仏教の考え方だと108の煩悩(欲)のせいで人間は苦しむらしいんですよ。
だから除夜の鐘を108回鳴らして、その煩悩全てを祓おうとしているそうなんですけどね。

でもちょっと考えてもみて下さい。

一切の欲のない人生なんて楽しいですか?
他人のモノは欲しくない。他人なんてうらやましくもない。
おいしいものを食べたいとも思わない。着飾りたいとも思わない。
誰かに自分を自慢したいとも思わない。ただ毎日命があるだけで満足な日々。

そんな人生楽しいですか?

あたしゃごめんだね!(⌒▽⌒)ノ
あたしゃ進化したいんだ!
今の自分よりもずっとずっと「強い生き物」になりたい!
この命消え果るまで上を見続けてあがき続けたい!
たとえ「極み」に到達できなくとも、きっとあたしの後に続くものがあたしの屍を乗り越えて先に進んでゆくだろう。
そうやって「魔術師」は太古の昔から生き続けてきたのだから。
あたしだってそうなるつもりだ!

イザちゃんがあたしの屍を踏み越えて先に行くってんなら
あたしゃ生まれてきたかいがあるってもんだよ!( ̄▽ ̄)b

あたしは死ぬ時は笑って死にたいんだ。

108全ての欲を無くして、まるで廃人のように日々彷徨っていたくなんかない!
だってあたしは人間なんだもの。木々じゃないんだもの!
人の欲とは、先へと進むエネルギーでもあるのに。
欲を全て無くした人間なんて、廃人か即身仏じゃないか。
煩悩を全て失くすことが人の幸せに繋がるとは、あたしは到底思えないよ。

要はその108の煩悩に振り回されるから、人は不幸になるんでしょう?
じゃああたしは、そこに「108の煩悩をコントロールする」という「欲」をひとつ付け加えますよ。
暴れ馬の手綱を手放せば、そりゃ後にあるのは破滅だけど、
暴れ馬ほど乗りこなした時には名馬に化けるもんですよ( ̄▽ ̄)b

だからあたしは109個にするのです。

109個目の石はあたしの「プライド」でもあります。
「ただの人では終わらないぞ!」という、あたしの願いそのものなんですよね♪
で、109個目の天眼石は大きめのものにしています。
あたしの場合は以下のような品です。


並び方がさっきの説明と違うって?
これこれ( ̄▽ ̄)

いきなりあたしと同じ並び方をしようなんて思わないで下さいってば。
まずは基本に忠実にやりましょう。それに慣れてから自分流に崩して下さい。
基本の字も書けないのに、いきなり「くずし字」は書けないもんでしょ?
それと同じです。

ま、108個にするか109個にするかは各自の自由だと思いますので
ここでは数のことはこれ以上触れないようにしましょう。

(写真の石配列はあたしが指示しましたが、実際製作にあたったのはハンジャル嬢です。
ですからあたしに「作り方を教えて下さい」というメールを出すのはご遠慮下さいませ。
なんかワイヤーを○○して丈夫にするんだとかなんだとか、
色々工夫をしてくれたのは知ってるんですが、実際どのような工夫が施されているのかはあたしも存じません。
申し訳ありませんが、実際の工程などはハンジャル嬢に尋ねてみて下さいm(__)m)

んでは数珠が出来上がったと仮定しますよ?
あたしら術師はそれを常に所持しますが
(さすがに第三者とお会いする時は隠しますけど)

一般人様はそうはいきますまいて。

(ここだけの話、その108数珠を装備したまま、エクササイズジムに通っている
豪気なお嬢さんもいるんですよー。エアロビとかするとね、がちゃがちゃ音がして
困るんですってー。石割れるっちゅーねん!(ノ*`´)ノ⌒┻━┻)

じゃあ一般人様はどうするか。
就寝時に両手または左手でそれを握りこむようにしてお休み下さい。
意識を手放してしまうまでは、自分の願望をただただイメージングして下さればOK。
呼吸法も同時に出来る器用な方はなさってもいいですが、まず無理でしょう。
人は必死に願えば願うほど、呼吸を止めるものですから(⌒▽⌒)

いきなり大きな願いでなくていいですよ。
なんでもいいんで簡単な願いを5つほどなさるといいでしょう。
そうですね、例えば、「今日○○さんから電話が掛かってきますように」とか
「今日○○の予定がキャンセルになりますように」とか、そんな程度でいいんですよ。
それが叶い始めたら、その数珠が「動き始めた」証拠です。

一人歩き始めた証拠なんですよ(⌒▽⌒) そうなればしめたものです!
毎日欠かさず気を回して「餌」をやり、その後自分の願望を伝えてゆきましょう。
願望はだんだん大きなものにしていって構いません。

いずれそれは「擬似生命」のようなものを持ち始めます。
あなたが意識していなくても、あなたの願望に満たされた「それ」は
あなたにインプットされたままに一人で勝手に動き始めます。
こうなればもうこっちのものですよ。 あなたは一人じゃないんだもの(⌒▽⌒)ノ

あなたの願望達成のために手伝ってくれる「腹心」がいるのだもの!
完成した暁には、自分でも驚くほどの出力を誇るようになっているでしょう。
ここで種明かし。

タルパ作成(108数珠作成)に天眼石を多用したのにはワケがございます。
天眼石が「使える石」だってのはね、天眼石は、注がれた「力」をプールする
(貯蔵する)ことに長けている
からなんですよ!(⌒▽⌒)ノ
石ってのは定期的に餌(気)を与えてやらないと動かなくなりますよ。
というお話は、もうこのサイトでは散々していますので詳細は割愛いたしますが、
石の中でも天眼石は、その「動かなくなるまでの期間」が長いのです。

つまり「長持ち」するわけです。

でなければタルパ作成の「核」などには使用できません。
ある程度の期間は「注いだ力」をそのまま保持してくれないと、
とてもとても「もう一人の自分を作り上げる」などという作業を終了させることは出来ないからです。

実はこの理由こそが、あたしが「天眼石はこの世で2番目に使える石だ」と言った本当の理由です。
力を長期間保持してくれ、その間他の石を強化してくれる。
相性の悪いもの同士に挟まれれば、そのお互いの干渉を断ち切ってくれる。
文句のつけようもない石です。
ま、だからこそ、糸が切れる時は天眼石の箇所で切れるんですけどね。
このお話もどこかでもうした覚えがありますなぁ(・-・)y-.。o○

さて。一気に解説いたしましたが、いかがだったでしょうか。
別に夢物語を語ったつもりはありません。
だってあたしらの世界じゃ、これは別に珍しい作業でもなんでもないのでね。
ま、一般人様には縁のないことなんでしょうけど。
ある意味魔術師的常識です。

(魔術のトレーニングと銘打った本には絶対載ってる内容ですぜ。いやまじで。
まぁ、数珠の作り方までは載ってないとは思いますがね♪)

完成した数珠は夜間または必要時に装備すればいいだけです。
普段はかばんの奥底にでも押し込めておきましょう。
そんな扱いでいいのです。だってそれはもう「命」がありますのでね。
ちょっとくらい目を離していたって、ちゃんとあなたの「留守中」も動きますから。
で。あたしも日々「それ」を進化させてるつもりなんですけどね。
理想の形にはなってきたってのに、なんで毎回イザちゃんの入浴を覗くんだろう。
そりゃ綺麗なお嬢さんには目のないあたしではありますが、

だからって入浴を覗くとは失敬な・・・。
せめて見つからないようにこそっと覗けばいいものを。
はっはっは。あたしに似て不器用なんだからもう!(⌒▽⌒) ←根本的に間違ってる

2006/5/29

関連記事一覧