No.39: 『この1週間のドタバタ』

すいません、どなたか手の空いていらっしゃる方がおられましたら、
あたしに分身の術を教えて下さい(T▽T) ←本音

親父が馬鹿をやったせいで、神戸へ後片付けに行かねばならなくなって
先日帰ってきた紫乃女です。皆様ご機嫌いかがですか?(T▽T)/

それでなくても、暑い間にサボったせいで、
今頃所用の大波が押し寄せてきているというのに(自分のせいだな)、
さらに実家へ緊急で帰らねばならない用まで発生するとは!
誰だねあたしを呪っているのは(-“-) すみやかに名乗り出たまえ!

出発1時間前までメールを書いていたのですが、
いよいよさばき切れなくなり、タクシーに跳び乗りました。
うちから東京駅八重洲口までは車だと10分ちょいなんですよ♪

あたし:「東京八重洲口までお願いします。」
運転手さん:「分かりました!」

幸い道は空いているようです。
涼しいくらいのお天気の中、車は走り出しました。

運転手さん:「今日はお墓参りの人がよく乗られましてねぇ。
そっち方面は混んでますよ」
あたし:「ほう。東京でお墓というとどこらへんにあるのですか?」
運転手さん:「深川や上野。あと青山墓地ですね」
あたし:「おお、かの有名な青山墓地ですな!」
運転手さん:「お化けがよく出るそうですねぇー」
あたし:「らしいですねぇー」
運転手さん:「お化けとか幽霊とか見たことあります?」
あたし:「いえ全然」
(視覚化苦手なんだよなーくそぅ)
運転手さん:「ああいうの見れる人には見えるそうですねぇ」
あたし:「そうらしいですねぇ」
(イザちゃんは視覚化鍛えてるから見れるもんな)
運転手さん:「見えたら怖いでしょうねぇー」
あたし:「怖いかもですねぇー」
(イザちゃんは時々嫌がってるなそういえば)
運転手さん:「ああいうの祓える人もいるそうですよー」
あたし:「そうですねぇー」
(あんたが今乗せてる客がそうなんだけどね)
運転手さん:「どんな人達なんでしょうねぇー」
あたし:「あははは、意外に普通の人だと思いますよー」
(ミラー見ろ!)
運転手さん:「いやー、そういう人と一度話してみたいなー^^」
あたし:「ははは・・・・」

ああ、早く東京駅に着かねぇかな!

疲れが倍増したような気分でよろよろと東京駅に駆け込むあたし。
新幹線喫煙席は列車の端っこと相場は決まっているので
発車2分前のホームをさらに疾走。なんとか乗り込むことが出来ました。

3時間弱で列車は新神戸駅に到着。
改札口を出ると、父の車が迎えに来ていました。
親父:「ご苦労様。今日は無理を言って済まなかった」
あたし:「いえ。お待たせいたしました」
(注:あたしは父には完全敬語です)
神戸の中心街へ車が到達すると、
父はあたしを東急ハンズ前で車から降ろしました。

親父:「少し用があるので、ここでちょっと待っていてくれないかね」
あたし:「かしこまりました。では後ほど携帯でお呼び下さい」

東急ハンズでタロットカードなどを一通り眺めた後、
あたしは喫煙ルームでぼんやりと父からの連絡を待っていました。
なかなか呼び出しはかかりません。

(くそ、暇だ。しかも神戸は暑い。こう温度差があるとしんどいじゃないか)
内心むかつきながらタバコをふかしていると、目の前に一人の男性が座りました。
火をつけたその煙草はロイヤルロスマンズのキングサイズ。
(渋い!いい趣味だ。こやつ煙草が分かる男ではないか!)
思わず彼の手元をじっと見つめるあたし。
彼もあたしのDUNHILLの煙草に気づいたようです。
同じ趣味の人間同士、目が合えばにっこりと微笑みもするというものです。

男:「今日は暑いですね」
あたし:「そうですね。東京は涼しかったのですけれど」
男:「おや。東京から来られたのですか?」
あたし:「ええ。先ほど新幹線を降りたばかりです」
男:「そうですか。ではよろしければご一緒にお茶でもいかがですか?」

は?なぜそうなる!?Σ(゚Д゚)

男:「お時間があるのでしたら、神戸の街をご案内しますよ」

いや、あたし神戸生まれの神戸育ちなんですけどΣ(´∀`;)

男:「その坂を降りたところにいい喫茶店があるんですよ・・・」

いや、知ってるからΣ(゚Д゚)

男:「ねぇ、お茶しに行きませんか?」
あたし:「いえ、せっかくですが、連れの連絡を待っているところですので・・・」
男:「じゃあ連絡があるまでの間でいいですから・・・」

しつこい!( ゚Д゚)

いつから神戸の男はこんなに軟派になったんだ!
神戸と言えば紳士がウリじゃなかったのか!

頭にきたあたし。 にっこりと男に微笑みかけ・・・

あたし:「神戸はお詳しいんですの?」
男:「ええ。神戸生まれですから」
あたし:「では、リクエストしてもよろしいかしら?」
男:「は?」
あたし:「“どん底”という喫茶店に連れていって下さいません?」
男:「え?どん底??」

男が目を白黒させている間に、あたしの携帯が鳴りました。
父からの連絡です。

どっこいせと腰を上げたあたしは、

「どん底はな。三宮中心部の地下街にある。
あそこの珈琲はなかなかいけるぞ。一度行って味わってみたまえ」
と、男に言い残し、その場を後にしました。

再び合流した親父と共に、ダッシュで用事を片付けてゆくあたし。
生まれ故郷でゆっくりしたい気持ちもありますが、
9/25には東京で用事が 待ち構えていたのです。
あまりのんびりもしていられません。

実は9/24-9/25と、東京ビッグサイトというところで
「モノ作りBig Gallery」という展示会が催されていたのですが、
そこの招待券を頂いておりまして。せっかくお招き頂いたのに無視では
申し訳ないですので、どうしても9/25には東京へ戻りたかったのですよ。
正直連休前からあちこち毎日出かけているのでやや疲れ気味です。
どれもこれも「ずるっこお休み」を決め込めない用事ばかりなので仕方ないのですが。
しかも「モノ作り展」にあたしが出かけたって何もいいことなんかありません。

出展及び招待されている方々は、皆さんそういう「モノを作る」ことに長けていて
それに対してご興味がおありになる方々ばかりです。
「三毛猫の絵を描いたらお好み焼きと間違われた」ようなレベルの人間は
あたし以外誰も来ていないことでしょう。恐ろしく場違いな気がします(-“-)
しかし不義理をするわけにもいかないので、
トボトボと東京ビッグサイトへ 出かけてゆきました。
名前に恥じぬ「ビッグ」な会場です。迷子になりそうです!
なんとか目的のブースにたどり着き、招待券の礼を述べ、しばし歓談し、
よっしゃけぇるぜ(“帰るぜ”の江戸っ子バージョン)と出口へ向かうあたしを
呼び止める声がしました。
あんじゃいと声のする方に顔を向ければ、
局長ご友人であらせられるERI嬢が手を振っています。

あたし:「おお、ERIちゃんじゃないかね!何をしちょるのかね?」
ERI嬢:「このブースでバイトしてるのー(⌒∇⌒)」
見てみれば、パワーストーンと木や樹脂、貝殻、化石などを組み合わせた
綺麗なアクセサリー屋さんのブースです。
あたし:「おお、見事なアクセサリーだ(・_・)」
ERI嬢:「でしょー^^ これなんか綺麗だよねー!」

あたし:「のわ!それはモース硬度2.5!触るんじゃない!∑( ̄▽ ̄;)」
ERI嬢:「ひょえ!」
あたし:「わわ!そっちはモース硬度3だ。気をつけて触るんだ!」
ERI嬢:「きゃあ!」

がさつなあたしに柔らかい石を見せるんじゃないと、
ERI嬢を注意しながらふと手元に視線を落とすと、
アクアマリンを使ったブレスが展示されておりました。

あたし:「む(・_・)」
ERI嬢:「アクアマリンなんだってその石―」
あたし:「この色は非加熱だな(・_・)原石か」
ERI嬢:「そうみたいー」
あたし:「頂いてゆこう(・_・)」
ERI嬢:「お買い上げありがとうございまーす≧▽≦b」

なんだかんだとERI嬢としゃべっている間に、
今度東京で催される ミネラルショーにもこのお店が出店することを
教えてもらいました。

ちょうどイザちゃんやふぇりしあ嬢と見物に出かける約束をしていたので
ERI嬢も巻き込んで4名で石を見に行くことになりました。
ERI嬢がタダ券くれるってさー。良かったねー(⌒∇⌒)ノ>ふぇりさん&イザちゃん

・ ・・てことは、ミネラルショーが終わるまでは、
あたしの忙しいのは 一段落しないってことだな(-“-)

てかなんでこんなにこまこまと色々雑用が溜まっているんだ!
収拾がつかないじゃないか!←半分以上自分の行いの報い

んなわけで長らく更新サボっておりましたが、
本日より真面目にやることにいたします。

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