No.40: 『この木なんの木気になる木』

ども(。・_・。)ノ

最近ハンジャル嬢に「聖別しろ」だとか「プログラミングしろ」だとか
「レシピ書け」だとか、毎日のように押しかけられている紫乃女です。
ボランティアも楽じゃないなぉぃ(-“-)

んじゃ仕返しにと、こっちからハンジャル嬢の工房に攻め込むあたし。
ちょうどハンジャル嬢はブレスの製作中でした。

ハンジャル嬢:「このーきなんのき、きになるきー♪」
あたし:(鼻歌か。どこかで聞いたことのあるような曲だな)
ハンジャル嬢:「なまえもしらないきですからー♪」
あたし:(・-・)y-.。o○
ハンジャル嬢:「なまえーもしらーないー、きーにーなるでしょうー♪」
あたし:(・-・)y-.。o○
ハンジャル嬢:「あるぅひー、もりのなっかー♪」
あたし:「待ちたまえ、ハンジャル君(・-・)」
ハンジャル嬢:「はい?」
あたし:「さっきの歌の続きはどうなるのかね?(・-・)」
ハンジャル嬢:「え?あれでオシマイですけど?」
あたし:「あんだとぉ!?∑( ̄▽ ̄;)」

んなわけあるもんかと検索をかけてみると、
恐ろしいことにハンジャル嬢の言うとおり、
あれで完成した歌でした。
以下に歌詞を記しますのでご覧下さい。

1 この木なんの木 気になる木
名前も知らない木ですから
名前も知らない木になるでしょう

2 この木なんの木 気になる木
見たこともない木ですから
見たこともない花が咲くでしょう

3 この木なんの木 気になる木
なんともふしぎな木ですから
なんともふしぎな木になるでしょう

4 この木なんの木 気になる木
みんながあつまる木ですから
みんながあつまる実がなるでしょう

名前も知らない木が名前も知らない木になるのは
当たり前ではないか!(
すでに日本語としてもオカシイレベルだ!)
あんたが見たこともない木だからこそ、
あんたが見たこともない花が咲くんだ!
それを「なんとも不思議な木」で済ますつもりか!(ノ*`´)ノ⌒┻━┻

調べろ!検索しろ!
知らないから「気になる」んだ!気になったら調べろ!
それがなんなのか!正体を突き止めろ!
でなければ知識など増えないではないか!
あんたが見たこともなくても、それは誰かによってすでに
調べ上げられている木かもしれぬ!その情報を得ようと努力しろ!
皆が集まってあんた以外の皆がその木に対するデータを
すでに得ていたとしたら恥をかくのはあんたなんだぞ!
それが分かって歌っているのか!
むきぃぃーーーーー!(ノ ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ⌒━━┻━━┻━━

石に対する知識も、店屋の言うことを鵜呑みにするから
いつまでたっても詳細な(そして正しい)データが頭に入らないんだ!
自分で疑問に思ったことは自分で調べて自分なりの意見を持て!
TVや雑誌に書かれていることを鵜呑みにするな!
自分で調べて自分で考えて自分の意見を持つようにしろ!
例えそれがどんなに少数意見であっても、自分の意見には自分で誇りを持て!
その代わり責任も取ろう。「○○さんがそう言ってたから」
などと逃げ口上は言うな!
それが人間ってもんじゃないか。

人の言うことを鵜呑みにしないでまず疑え。
それは真実かもしれないし虚実かもしれない。
それを見極めるために人間には脳味噌がついているんだろうが。
この地球上最高品質を誇る脳味噌がね。
人としてこの世に生を受けたのであれば、その脳味噌をフル活用することこそ
人間としてのサダメなのだとは思わないのかね!?

一気にここまでまくしたてたあたし。
肩で息をするあたしをじーーーっと見つめた後、
ハンジャル嬢はおもむろにこう言いました。

ハンジャル嬢:「紫乃女さんてさ・・・」
あたし:「なにかね!?」
ハンジャル嬢:「その史上最高の脳味噌を無駄遣いしてるよネ・・・」
あたし:「うっ・・・・( ̄▽ ̄;)」
ハンジャル嬢:「IQ高いけどEQめっちゃ低いって噂は本当なんだナ・・・」
あたし:「ううっ・・・( ̄▽ ̄;)」

EQとは何か。 「心の知能指数」を表すものなんだそうです。
あたしはこれのテストをやったことがありますが、
なんとそのテストのどの分野においても平均以下の点数でした(-“-)

うるせぇな。
人は人。 あたしはあたしなんだ。
誰にも理解されないから、誰にも理解されないような花が咲くってもんよ!
上等じゃねぇか!ふはははははははは!(⌒∇⌒)ノ

・・・あー、むなしい

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