No.11: 『カーネリアンとオニキス』

さて、皆様方へのお願いも終わったことですし、
今度は違う石のお話でもしましょうかねぇ(^。^)y-.。o○

何にしようかなぁ、身近にあって親しみやすい石・・・
そうだなぁ、メノウのお話でもしましょうかねぇ(⌒∇⌒)

メノウは漢字で「瑪瑙」と書きます。
これはメノウの縞模様が馬の脳に似ていたところからつけられたといわれています。
あいにくとあたしは馬の脳みそを見たことがないので、
本当に似ているのかどうかという突っ込みは御遠慮下さい(^^)/

少なくとも人間様の脳みそにはあまり似ていないように思えます。
人間様の脳みそはどっちかってーとゴマ豆腐に似ていますね。
ゴマ豆腐をくちゃくちゃにすれば出来の悪い人間様の脳みそみたいな
もんでしょう・・・おっと、あまり言うと豆腐が食べにくくなるかもしれないので
これくらいにしておきましょうか♪

さて。メノウはあちゃらの言葉で表現すれば「アゲート」です。
こっちのほうが最近ではよく使われるようになりました。覚えておきましょう。
アゲートは「カルセドニー」という鉱物の一種です。
どっちかってーと、カルセドニーに当てはまらないカルセドニーを
あえて区別してアゲートと呼んだ・・・というのが相応しいでしょうかね(^。^)y-。oO

カルセドニーはchalcedonyと綴り、日本語正式名は「玉髄」です。
玉髄と書いてしまうと、なにやら特別な石のように思えるでしょうが、
なんのこっちゃない、古墳などの遺跡から発掘される勾玉は、
たいていこのカルセドニーです。

ま、つまり日本人は昔からこの石には何か秘めたる力があると思って
お守りや魔よけ、装身具などに使っていたのでしょう。
日本人に大変馴染みのある石でもあるわけです。
もしかすると卑弥呼がまじないで用いていたのはこの石かもしれません。
日本人が呪術師を目指すなら、まずこの石について知識を持っていても
おかしくはないでしょう!(⌒∇⌒)ノ

・・・というわけで、はりきっていきますよ!(⌒∇⌒)ノ

んではまず、そのカルセドニーから御説明しましょう(^^)
カルセドニーは水晶に良く似た構造です。水晶を構成している
細かい粒子が結晶とならず単に「集合体」となって寄り集まって出来上がったのが
カルセドニー
です。専門用語で「潜晶質集合体」と呼びます。

要はお酒でいうならどぶろくですな♪これを精製したのが「清酒」でしょ?

ま、水晶の仲間と言えなくもないですね。科学組成は「SiO2」
硬度は6.5から7の間です。余談ですが科学組成がSiO2のものは
全て水晶と同じ仲間です。出来上がり方が違うだけで、中身は結構
似ているんですよ。

カルセドニーには実に様々な種類があります。
特にカルセドニーの中の変種と呼ばれるアゲートには色々な色の石がありますね。
縞模様のものが多いです。

まずは有名どころで「オニキス」、「カーネリアン」、「クリソブレズ」、
変わりどころでは「ジャスパー(碧玉)」「サードオニキス(オニックス)」も
この仲間です。サードオニックスってのは、赤と白が縞模様になってる
カルセドニーのこと
です。これはカメオの材料にもなります。
カメオのブローチとかペンダントとか見たことあるでしょ?あれですよ。
ただし、カメオは貝殻に彫ることもあるんで注意して下さいね。

ちょっと脱線しますよーー (。・_・。)ノ
ここで皆さんにちょっと注意したいことがございます。
脱線とはいえ、心して聞いて下さいね!

カルセドニーやアゲートほど、染色して市場に出回りやすい石はございません。

非常に染めやすく、また染めた時の発色が美しい石なのです。
そして産地もあちこちにあるので、シトリンのようにどこで買ったら安全だという
指針もございません (。・_・。)ノ ま、一応ブラジルが有名なのは
有名なんですけどね。

綺麗に染まるのでアクセサリー屋や海外のお土産屋さんでは、
この石を美しく染め上げ高価な値段で販売していることも多いのです。

他人事と思わぬように。
実際うちの事務局に、海外からの石を取り扱う業者さんが見えられた時にも
染色した石を勧められたくらいですから。
「どうです?綺麗でしょう?」って。

そりゃ綺麗でしょうね、人工的に染めてんだもん!
あたしに見破れないと思ったのが、その業者さんの運のツキでしょうな!
はっはっは!(⌒∇⌒)ノ 実に美しいクリソブレズでしたよ!
青緑色に耀いてね!お値段もなかなか立派なものでした!

あたしをナメるんじゃないってーの!お前を染めたろかい!>業者

「どうやって見破ったらいいんだ!?」と不安にならないように。
このカルセドニー系の石の染色を見破るのは実に簡単です!

例をあげましょう。一番染めやすいのは緑色なんですよ。
この石は緑に染めた時に一番美しいので、皆緑色に染めようとします。
緑色のカルセドニーをクリソブレズと呼びます。
他にも黒やグレー、青などに染めることもあるんですけどね。
緑色のカルセドニーを勧められた時、その緑をよくよくご覧なさい。
黄味がかった緑なら安全ですが、青みがかった緑は危険です。
染色すると青みがかった緑になりやすいのです。
綺麗な青緑色には気をつけましょう(^^)

またはカラーフィルターを通して見るというのも一つの手です。
緑色なら緑色のもので青いものなら青いものに光をすかして見てみましょう。
染色していないなら何も変化はありませんが、染色しているなら、
赤や茶、ピンクなどの異色の色がうっすらと見えるはずです。

黒い石の場合は通常の太陽光に当ててよくよく見てみましょう。
他の色が混ざっていないかどうかをね。
意外に簡単に見破ることが出来ます。

ま、一番安全なのは目が肥えた人に見てもらうことですがね。
でも覚えておいて損はないでしょう♪

もっと怖い話をしましょうか(^^)
さっきジャスパー(碧玉)もカルセドニーの仲間だと言いましたね?
このジャスパーさんを青く染めると何が出来上がると思います・・・?

なんとニセモノラピスさんの出来上がりです!(⌒∇⌒)ノ

この染色ラピスを別名ジャーマンラピス、またはスイスラピスと呼んでくれる
まだ良心の残った業者もいます。こういう名前のラピスもどきには
手を出さないようにしましょう。・・・それは言いすぎかな。
OK。手を出すのは結構ですが、その石にラピスラズリと同じ働きを
期待するのは止めて下さいね。

このニセモノラピスさんにはラピス特有の金の模様がありません
表面に金が少しでもいいから飛び散ってないラピスには気をつけましょう!

さて、脱線はこれくらいにしましょうか( ^-)_旦~~
まぁ、今日はメノウの話なのですから、アゲートに関して
そろそろお話することにしましょう(⌒∇⌒)ノ

あんまりマイナーな石をご紹介しても仕方がないので、
ここではまず有名なオニキスカーネリアンの話から始めましょう♪

黒いメノウのことをオニキス紅いメノウのことをカーネリアンと呼びます。
赤ったって綺麗な真っ赤っかの赤ではなく、メノウ系の特徴として、
やや茶系地味た赤であることが多いです。
半透明~不透明な色をしています。
オニキスはご存知のとおり真っ黒け。
でもどちらも磨けば艶のある美しい石です。

で、パワーストーンは何も石の成分や構成からのみその効力を
割り出しているわけではありません。色も重要なポイントです(・_・)b
あなた達だって気分の沈んだ日に明るい真っ赤な服は着たくないでしょう?
お葬式に真っ赤な服を着てゆけば遺族に殺されちゃいますね?
気分を高揚させ華やかに盛りたてるのが赤で、
自分を縛め厳粛な気持ちにさせるのが黒というわけです。

脱線その2(・_・)b
スペインには牛の目の前で紅い布ちらつかせてる闘牛士とかいう
無慈悲な兄さん達がおりますが、そもそも牛には色彩識別能力が
あまりありません
。つまり紅い布を振り回そうが青い布を振り回そうが
あんまり関係ないんですよ。あれは単にひらひら揺れる布の動きに
牛が興奮しているだけです。紅い色で興奮させられているのは、
どちらかというと観客であると言えますね(^^)b

つまり赤は人の気分を高揚させる力があるわけです。
あのショーを黒い布でやってごらんなさい、お客さん半分に減りますよ(^^)

で、国内海外問わず、「喪に服す」時には人は黒い色を選びます。
黒こそは哀しみの色、イマシメの色・・・というわけですね。
そして人の恐れや惑いを誘うのも黒い色。

恐怖サイトや怪談話のバックには必ず「黒」を使うでしょう?
パステルカラーの怪談サイトがあってごらんなさい、
そっちのほうが怖いでしょう?(^^;)

そう考えると、『風と共に去りぬ』もなかなか面白い趣向でしょう?
(^^)主役の彼女は夫を戦争で亡くして喪に服してますね?
黒いドレスを着ています。でもその姿はとっても官能的!
だって名前がスカーレット(Scarlett)ですからね!
そんな喪に服してる女を誘いに来る酔狂な男の名前は
レッドまたはレット(Rhett)でしょう?
で、結局赤と赤同士だったんで上手くいかなかったと。
別れの原因は感情のもつれでしたよね?感情の高揚するもの同士が
上手くいくはずもない・・・と。

このように赤と黒は相反する力を持つ場合が多いのですよ!
相反する力を持つ組み合わせだからこそ、この2つの色の組み合わせは
人の目を惹きます。闇夜に咲く赤薔薇なんて美しいとは思いませんか?

・・・脱線しましたな(;^_^Aアセアセ・・・毎度のこととはいえ申し訳ない・・・

ええと、つまりまとめちゃうと、
赤い色ってのは外に向かって力を出したい時に有効です。
自分の心身を強め(どっちかってーと肉体を強めるほうが強い)、
エネルギーを放出するのに適しています。

反対に黒は「保護」を表す色です。
自分を守り、強め(精神的なほうが強い)、他からの干渉を防ぎ、
自分に規律を課す場合に使われます。

どちらもある意味「積極性」を高める色ではありますが、
方向性が違うのです。外に向かうか内に向かうかってことです。
分かりますかね?

元々、喪に服している時黒を着るのはね、何も哀しいからじゃないんですよ。
自分を死神から守るためにあの色を身につけてるんです。
自分をその災厄から守るためにあの色をまとうようになったのです。
赤なんて着てたら一発で死神に目つけられそうでしょ?(^_^;)
「守り」の色というのが御理解頂けるかと思いますが。

・・・というわけで、赤いカーネリアンと黒いオニキスは
同じ仲間でありながら相性はイマイチ
です。
組み合わせれば非常に美しいブレスが出来上がるでしょう!
事実組み合わせる場合もありますが、決して隣同士には配置しておりません。
どうしても組み合わせたい場合は間に水晶や銀をはさんで
ワンクッション置くようにしましょう(⌒∇⌒)ノ

これが同じ黒でもオブシディアンなんかだと相性が変わってきます。
同じ構成の石同士は普通相性がいいものですが、
このアゲート系だけは気をつけましょう(⌒∇⌒)ノ

さて、 まずはカーネリアンから。
アゲート系の石の特徴は、「あなたを支える」効果があることです。
支えると言ってもいろいろな方法がありますね。

例えばあなたに足りないものを補ってくれて支えたり、
あなたを危険などから守ってくれて支えたり。

カーネリアンは補ってくれる系です。
オニキスは守る系ね(^^)

カーネリアンはあなたを不安定な気持ちから安定した気持ちへ導きます
余計なイラツキを抑えストレスを溜めにくくします。
精神的な安定が肉体への良い影響を及ぼします。
特にストレス性の消化不良、神経性胃炎などには良い効果を表すそうです。

申し訳ありませんが、あたしゃそんなもんに縁がないので
自分で試したことはありません(⌒∇⌒)ノ一般論です。
我と思わん方はお試しあれ♪

そして同時に、良い意味での外へ向けての積極性を養います
小さなことでくよくよしたりせず、失敗を恐れず、成功を望んで
一歩前に進み出る勇気と力を与えてくれます。

例えて言うなら、不安定なつり橋が怖くて前に進めないあなたに
手を貸してくれるナイトのようなものです(^^)
嵐に翻弄される小船で怯えるあなたを励ます船頭のようなものです。
自分の言いたいことも言えずうつむいて生きている人にはこの石は最適です。
あなたの手を取り顔を上げさせ、一緒に未来を歩いてくれるでしょう(⌒∇⌒)ノ

このような効果から、対人関係に良いと言われています
人との付き合いはまず自分を知ってもらい理解してもらうことから
始まりますからね?誰だってうつむいて怯えている野良犬よりは、
こちらを見ながら尻尾をぴんと立てている愛想のいい犬のほうが
手を差し伸べやすいでしょう?

同じくこの効果からビジネスに良い石とも言われます。
商談の第一歩は相手に好印象を持ってもらうことからですからね!(⌒∇⌒)ノ
営業マンにはお薦めの石です。

自分と人を豊かにし金運にも良いとされているタイガーアイとの組み合わせは、
別に営業マンでなくても特にお薦め
です。
あなたの周りの人間関係は改善され、自然と運も巡ってくるようになるでしょう♪

この効果から復縁に良い石とも呼ばれています。
恋人同士の揉め事なんて、最初はちょっとした感情の行き違いから
派生することが多いじゃないですか。
そのもつれてしまった感情をなだめ、イライラを抑え、もう一度積極的に
前を向き合おうという、いわば「仲直り」の石なんですよ。
あなたにあらゆる意味での「きっかけ」を与えてくれることでしょう!(⌒∇⌒)ノ

さて、おさらいです(^^)
カーネリアンはこのように、自分に積極性を持たせ、気分を高揚させる石なので、
対人関係や恋愛関係に良い意味を持つ石
です。

お薦めの組み合わせをいくつかご紹介しておきましょう!
まずは人間関係の場合、マラカイトと一緒に持つのがいいでしょう。
マラカイト孔雀石とも呼ばれる緑色の縞模様の石です。
深い緑色でなかなか美しい石ですよ!(⌒∇⌒)ノ

もともとマラカイトは人を癒す力があると言われてきました。
目にいいとも言われていますね♪
ストレスや人の悪意を回避する効果があるので、
カーネリアンと一緒に持つことによってお互いに力を高めあう組み合わせです。

気をつけなければならないのは、マラカイトが酸に弱いということです。
酸性の洗剤などを使う場合はマラカイトにかからないように注意しましょう。
同時にマラカイトも割れやすい石なので取扱いには注意して下さい。
意外に簡単に欠けますよ?<経験者は語る(爆)

次に先ほども言いましたタイガーアイの組み合わせは
仕事上での対人関係などにお薦め
です。
タイガーアイは自分を啓発し豊かにしてくれる石なのですよ。
啓発してくれるので、当然失敗も減りトラブルも回避できます。
赤いタイガーアイなんかが手に入ったなら是非このカーネリアンと
組み合わせてみましょう!ビジネスにおけるストレスを軽減し、
仕事上での人との付き合いがスムースになるでしょう。
商売も繁盛しやすいしね(^^)

さらにルチルの赤針金針が手に入ったならもう言うことなしですな!
ビジネス用ブレスの出来上がりってわけです♪

んで、恋愛のケースにおけるカーネリアンの使い道は、やはり「復縁」でしょう。
この場合はムーンストーンと持つのがいいでしょう。
ムーンストーン自体に復縁の効果がありますからね。
ムーンストーンはお互いを素直な気持ちにさせ、感情の荒ぶりを抑えてくれる
効果があります
。その上で良い意味での積極性を出せたら、
相互理解を深め合うことが出来るでしょう(^^)

注意しなければならないのは、ムーンストーンとレインボームーンストーンは
違う種類のものだということです

ムーンストーンはそもそもオーソクレーズと呼ばれる正長石の変種です。
オーソクレーズの中でアデュラレッセンスの効果を示すものを
ムーンストーンと呼んでいます。

アデュラレッセンスとは2種類の違う層状の構造から起こる
光の散らばり具合のことを指します。
これの層が薄いと色が青くなってブルームーンストーン、
層が厚いとホワイトムーンストーンになるわけです。

この層がないと無色透明の石になっちゃって氷長石と呼ばれ
別の種類になります(^^)ややこしいっしょ?

じゃあレインボームーンストーンとは何者なのか
あれはラブラドライトと呼ばれる曹灰石の一種です。
ムーンストーンと名前がついているのは見た目が似ていたための誤称です。
混同しないようにしましょう(⌒∇⌒)ノ

さて、カーネリアンはこれくらいにして。
そろそろオニキスのお話に移りましょうかね!

オニキスは有名な石なので皆さんも御存知のことと思います。
日本名「黒メノウ」、その名のとおりの真っ黒けっけの石さんです♪

んが、本当はオニキスというものは黒と白の2種類あるんですよ。
っていうか、オニキスは2種類以上の色の石を含んだカルセドニーのことを
指します
ので。これもカメオに加工されますね。
黒白のカメオはオニキスです。見たことない?

つまり真っ黒なだけのオニキスの正式名称はブラックカルセドニー
いうわけです(⌒∇⌒)ノ

ま、そんな小難しいことはおいときましょう(^^)
一般的にはオニキスと言えば真っ黒な石で通用しているんですから
それでいっときますか♪

で、このオニキスは先ほども言いましたように「保護」の効果を持っています。
あなたの気分が高揚しすぎるのを抑え、放出されるエネルギーの散乱を抑え、
あなたの内なるものを高めます。カーネリアンとは逆ね

この効果から集中力を高めるのに良いといわれています。
内なるエネルギーを高めるので分別のある積極性も高まります。

あくまでも冷めた積極性です。
決して暴走して我が身を滅ぼす積極性ではありません。
あなたの精神的「濃度」を高め、不浄のものを寄せ付けません。

これにより「魔よけ」として昔から使われてきました。
いわばあなたの盾となり鎧となる石です。

あたしはこの石が好きなので、左手中指の指輪とネックレスには
この石を使用しています(^^)
その割に暴走しまくっているのはどういうことなんでしょうね?
これでこの石を手放したらどれほど暴走するのかと思うと
事務局が気の毒で手放せない紫乃女であります ( ^‐^)_且~~

別に積極的に人の輪に入ってゆかなくちゃならないわけでもなく、
別に対人関係で困っているわけでもないなら、
カーネリアンよりはオニキスのほうがお薦めです。
これはとにかく自分を「保ってくれる」石なので。
気がつけば自分のエネルギーが流出し、自分が空になってしまいがちな
この世の中で、この石はあなたを守ってくれるでしょう。
あなたがあなたでいられるよう、支え保ってくれるのがこの石の最大の効果です。

黒は何にも染まらぬ色。誰の影響も受け付けぬ孤高の色です。
光を浴びればただ耀くだけ。その耀きに他のものは魅了されますが、
自らは決して他の色にはなびきません。
漆黒の王」と呼ばれるだけのことはある石です(^^)

で、そんなオニキスちゃんと相性の良い石は、ルチルの黒針、
トルマレイテッドクォーツと呼ばれる石
ですね。
これは魔よけとしては非常に効果の高いものです。

もともとルチルの黒針は魔よけや災厄を撥ね退ける効果があると
言われておりますので、この2つを身につければ魔よけとしては申し分ないでしょう。

魔よけ魔よけと言ってますが、何も本物の悪魔さんを寄せ付けないっていう
意味じゃないですからね?この御時世にそんなのはナンセンスです。

この世の悪魔こそは人の悪意。
恐れるべきものは人の邪念。
忍び寄る蛇のような、醜い低俗な人の思念こそが
「悪魔」だとあたしは思いますね

しかし自らを高め、精神濃度を常に高く保つことが出来れば、
そんな低次元の思いが忍び寄るのに気づかぬわけはありません。
人に騙されにくくなるわけです。
人の口車にホイホイ乗って馬鹿を見ている人はこの石を縛めとして
持ちましょう。

・・・そうそう。人の邪念は何も外からのみやってくるものではないですからね?
自らの内に生まれ出でるものでもあるのですよ?
自分の低俗な思念に支配されぬよう気をつけましょう。
澱みに流れるのはたやすいこと。しかし元の状態に戻るのは大変です。
この石は一種の警告でもあるわけですね。

この意味合いからも、水晶とあわせ持つのも良いとされています。
しかし恋愛系の石とは相性が悪いです。
恋愛ってのは一種の精神的なお祭り騒ぎですからねぇ(;^_^A
ローズクォーツやインカローズ(ロードクロサイト)と一緒には持たないほうが
良い
でしょう。浮かれた気分も冷めてしまって、相手の欠点が見えてくるように
なるかも。ま、悪いことではないですが・・・。

恋愛系の中でもアメジストとはそんなに相性は悪くありません
アメジストは浮かれた気分の中にも冷静さを養う
(つまりは洞察力を養うのに良い)石でもありますので、
この2つを一緒に持てば占いや霊能力開花にも良いとされています。
他人に左右されない強い意志を持ちたい場合は、
アメジストとオニキスを一緒に持つのも良いでしょう(⌒∇⌒)ノ

アメジストは熱と太陽光に弱いので、そこは気をつけて下さいね

じゃあ、オニキスにとって一番相性の悪い石はなんなのか・・・

シトリンです (。・_・。)ノ

シトリンこそは「太陽の石」。気分を高揚させストレスを軽減し、
前向きで好奇心溢れる心を養います。
つまりカーネリアンとは相性抜群なわけですよ。
しかしオニキスと一緒に持っちゃうと力を引っ張り合いっこして
意味がありません。
この組み合わせは避けましょう!

あたしはカーネリアンを持ちません。シトリンを持ちません。
これ以上気分を高揚させては事務局が気の毒です。
オニキスで抑えまくってこの状態です。
それでも好奇心が旺盛で困っているのに。
この世の終りが見たい人はあたしに大きなカーネリアンとシトリンを
贈って下さい。ご期待に沿えるよう頑張ってみますので(⌒∇⌒)ノ

んでは、カーネリアンともオニキスとも、そこそこ相性の良い石はなんでしょう?
水晶は分かりきってますので省くとして、それ以外でしたら意外なところで
同じ仲間のジャスパー(碧玉)さんです (。・_・。)ノ

ジャスパーは「感情をコントロールする石」と呼ばれています。
これは自己表現の下手な人にとっては助けになりますし、
暴走しがちの某占い師のような人にとっては一種の「手綱」のような役割を
果たします。不必要な不安や恐れを排除し、物事や事態を
冷静に判断する力を養います。

つまりはこの石は感情の「方向性」を正しく定める効果があるわけです。
外へ正しくエネルギーを放出させるのにも役立ちますし、
内なるエネルギーを正しく高めるのにも役立つわけです。
組み合わせる石によってジャスパーの役割は変わってくるわけです。
使いようによっては面白い石ですねぇ(^^)

・・・おや、ちと話しすぎましたな(^_^;)
ではメノウのお話はこの辺にしましょう(⌒∇⌒)ノ

2005/05/30

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