No.53: 『危険がいっぱい!』

(・~・)/゜ ←甘栗を食べている

先日、ゴールデンオブシディアン+ホークスアイ(ブルータイガーアイ)のブレスを
ハンジャル工房で作成したお駄賃として、局長より甘栗を頂いた紫乃女です。
いやー、剥いてある甘栗というものは食べやすいですなぁ!(⌒▽⌒)ノ

昔はね、甘栗と言えども虫に食われてるのとかが混じってて、
たまにそういうのに当たると、なんだか貧乏くじを引いたように哀しかったものですが
すでに剥いてある品にはそういう心配も無用ですな。いやはや安心安心(⌒▽⌒)

事務所で仕事もせずに甘栗を食べていたら
「おやつを食ったのなら働け!」と、おつかいに出されてしまいました(-”-)
おいおい、顔の傷はまだ残ってるんだぞ。まぁ気にはしとらんが。

おつかいがてら、ハンジャル嬢にも甘栗をお見舞いしてやれと
ハンジャル工房へ向うあたし。 威勢良くドアをノックします。

あたし:「たのもーーーう!」ドンドンドン!

ハンジャル:「し、紫乃女サン!インターホンを無視しないでクダサイ!><」

細かいことにイチイチうるさい奴だなぁと思いながら、土産を差し出すあたし。
ハンジャル嬢宛に届いていた荷物も一緒に渡します。
これは修理品、これは郵便と、荷物をより分け開封していたハンジャル嬢の手が
ふと、ひとつの荷物で止まりました。

あたし:「どうした?(・-・)」

ハンジャル:「チョコレートだー!たまねぎさんからだー!」

あたし:「なに!∑( ̄▽ ̄;)」

たまねぎ味のチョコが届いたのかと驚き慌てるあたしの前に、
ハンジャル嬢が荷物を差し出します。
どうやら仲良しの「たまねぎ嬢」から、貢物が届いたようです。

あたし:「こ、これは、リンツのチョコではないか!」

ハンジャル嬢:「有名なんですか?」

あたし:「愚か者!チョコ好きで、リンツスシャールを知らぬ者はモグリだわ!」

ハンジャル嬢:「∑( ̄▽ ̄;)」

(紫乃女注:リンツもスシャールもスイスのチョコレートメーカー。
特にスシャール社は1826年にフィリップ・スシャール氏が
砂糖とココアパウダーを攪拌するミキサーを開発したことで有名。
この技術は今のチョコ製造の要となっている)

恐れおののくハンジャル嬢を押しのけて、届いた2枚のチョコを手に取るあたし。
その名もリンツエクセレンス本格派を愛する人の為のチョコレートです。


あたし:「・・・・?」

99%カカオと書かれたチョコと70%カカオと書かれたチョコがあるようです。
ココア含有量の違いなんでしょうか。
99%のほうがなんだかうまそうに感じたあたしは
ひょいと99%のチョコを裏返してみました。するとそこには・・・!


なんじゃこの注意書きは!(爆)

あたし:「なんということだ!」

ハンジャル嬢:「どどど、どうしたんですか紫乃女サン!?」

あたし:「この99%チョコを食いたければ、
まずは70%や85%などで修行を積まねばならぬらしいぞよ!」

ハンジャル嬢:「えええええーーーーーっ!∑( ̄▽ ̄;)」

さすがは名門リンツ!なかなかハードルの高そうなチョコレートです!
意を決して70%のほうを先に口へ放り込むあたしとハンジャル嬢。
もぐもぐもぐ・・・いや、まずは舌溶けを楽しめとあったな・・・焦らずに・・・って・・

あたし:「すっぱーーーーー!」

そうなのです。なかなかおいしいチョコなのですが、
最後の最後に襲ってくるその衝撃は酸味なのですよ!o(><;)(;><)o
すっぱいったら!

あたし:「な、70%でこの味わいであったならば、99%になれば・・・・」

ハンジャル嬢:「あ、これおいしー♪(・~・)」←酸味が気にならないらしい

まだまだ修行が足らんようだわいと、70%と99%をあきらめ、
同梱してあったバナナチョコで舌を癒すあたし。
こっちはなかなかマイルドな味わいです(・~・)

バナナチョコのおかげで70%ショックから脳味噌が立ち直ったあたし。
局長から預かった荷物をハンジャル嬢に手渡します。

あたし:「うちに来てたお土産なの。一緒に食べない?」

ハンジャル嬢:「わーい(⌒▽⌒)ノ」

持つべきものは北海道の友よと思いながら
送られてきたお土産をハンジャル嬢へ見せるあたし。
しかしその土産の箱の底には・・・!


なんだこのデンジャラスなキャラメルは!?

あたし:「ううう!会長(友人のあだ名)め!本当に送ってきおったかぁ!」

ハンジャル嬢:「ななななんですかこれは・・・」

あたし:「食うな!食ってはならん!o(><;)(;><)o」

とりあえず予備知識無しに口に入れては危険だと思い、
データを集めることにするあたしとハンジャル嬢。 いでよ!Google

https://store.shopping.yahoo.co.jp/sapporo-gourmet/11316.html

データを集めれば集めるほど、危険な食べ物の香りが漂ってきます。
呆然と顔を見合わせるあたしとハンジャル嬢。
とても自分たちの口へ入れる勇気は湧いてきません。
何が悲しゅうて自分で自分に罰ゲームを課さねばならんのですか。そうでしょう!?

あたし:「・・・ま、仕事するかね・・・」

ハンジャル嬢:「そそ、そうですね・・・」

とりあえず修理で戻ってきたブレスを見せたまえ。
うーむ。石に異常はないな。ではワイヤーを新しく仕入れた品に変えてみましょうか。
そうだなそうしてみるか・・・などと小一時間作業した後、
あたしはナイスなアイデアを思いつきました。

あたし:「ハンジャル君、この修理ブレスはどなたの品だね?」

ハンジャル嬢:「はい、たまねぎさんのものです」

あたし:「ふふふ・・・チョコを下さった方だな。ではお返しをせねばなるまいて・・・」

ハンジャル嬢:「・・・?」

修理の終わったブレスの返送用箱に、先ほどのキャラメルを一粒しのばせるあたし。
目を丸くするハンジャル嬢。

ハンジャル嬢:「ししし、紫乃女さん!><。」

あたし:「やかましい!刺激には刺激でお返しだ!(⌒▽⌒)ノ」

てなわけですので、たまねぎ嬢。 あなたのお手元に届くであろう荷物の中に、
一粒だけ、危険物が混入しております。
どうか強心剤と胃薬を用意して挑んで下さい。
用意するのが面倒な場合は、そこらへんの人の口にテキトーに放り込んでみて下さい。
あなたからの勇気あるレポートを心待ちにしておりますぞ!(⌒▽⌒)ノ

・・・危険物っていやぁ、 事務所でお駄賃にもらったお菓子の中に
こんなの混入してたぞよ(-”-)

あたしゃカニアレルギーなんだってば! うちの事務所!あたしを殺す気か!
ええいこれもそこらへんの荷物に詰めちゃえ!o(><;)(;><)o

・・・え。今の荷物、ふぇりしあさん宛(名古屋在住)だったの・・・?(爆)

良かった。名古屋味噌煮込みラーメン味入れなくて。←そういう問題か!?

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