No.9: PAIMON

さて、9番目の精霊は偉大なる王にしてルシファーに忠実な
(あなたに忠実な、でないところにご注目)パイモン氏です(^^)
ヒトコブラクダの背に乗った人間の姿で現れるそうですよ。
頭には宝石を散りばめた王冠を被っていらっしゃるとか。
こいつは視覚化しやすそうですな(⌒∇⌒)ノ

彼の現れる時の特徴としては、ご自分専用の楽団を率いていらっしゃること。
おまけに大声の持ち主なんで、最初は何言ってるかさっぱりなんだそうですわ。
「魔術師が彼を屈服させない限り、何を言っているのかわからないだろう」と
ご丁寧に注釈までついてます。
「召喚時の諸注意」にも書きましたよね?こういう魔物さんは腹くくって気合いれて
召喚して下さいよ!意思の疎通を図る(いわば命令に従わせる)のに
手間がかかるってことですからね!

彼のお仕事は「あらゆる問いに答えること」
原文で書くならば「あらゆる術と学について、そしてあらゆる秘密のことがらについて
語ることが出来る」そうです。
また、呼び出した者に威厳を与えることも出来るそうな。
使い魔も与えてくれるし、それを操る術も教えてくれる。
何でも屋さんですな(^^)

「召喚時の諸注意」でも書いたように、
こういう「扱いにくい魔物」さんを呼び出す(脳のその部位を活性化させる)ことに
見事成功したならば、ひとつの目的だけでなく、いろいろなことに
使用できるという、いい例です(^^) 「呼び出しにくい」=「普段使ってない脳の部分」
ってことですから、そういう眠った部分を活性化させれば
実にさまざまな事柄に役立つというわけですよ!(⌒∇⌒)ノ

じゃあ何のために呼び出すのか(・_・)b
これは諸説モロモロです。んがしかし、こんな風に考えてみられては?

「あなたの能力を大幅にUPさせる」

彼を呼び出すことにより、あなたの眠っていた脳の部分が活性化して
あらゆることに鋭敏になるでしょう。その結果今まで見過ごしてきた些細なことにでも
気がつくようになるでしょう。そしてその物事に対する深い認識を得るようになるでしょう。
それが「秘密の事柄を話す」ことではないでしょうか。そしてそうやって様々な知識を
身につければ、自然と「威厳」はあなたの身につくでしょう。

・・・これ以降は愚痴です。読みたい人だけ読んで下さい。
お読みになる場合はマウスで文字を反転させて下さいね。


学校なんてつまんないや。友達と遊んだほうが楽しいや」
なんて思っている方にはぴったりの魔物かと思いますが(^^)

老婆心ながら申し上げますと、
「親が金出してくれる時に勉強にしとけ!馬鹿者!!」
学歴がすべてとは言いませんよ。でも知識欲の無い者に未来はない。
人に言われたことを鵜呑みにせず、
「どうしてかな?ホントにそうなのかな?調べてみよう!」と思えぬ、
哀れなロボットなんぞに未来などないのですよ。

あなたが人間だとおっしゃるのなら、流行の服を買うお金で
本の一冊でも買いなさい。漫画じゃなくね。
なんでもいいから読んでごらん。
そしてそれを疑って調べてごらん。
そして自分なりの意見を身につけてごらん。
(誰かの受け売りをぺらぺら偉そうにしゃべるんじゃないの。
んなのは聞き飽きたんだよ。)
そうやって20年も生きてきたら、こんな魔物なんか呼び出さずとも
あなたは素敵な人間になってますよ。
内側から滲み出す光は隠せないもの。
薄っぺらな外側の美しさなんか20年もたてば幻です。

あたしはただの幻なんかになんの興味もない。
でもその目に計り知れぬほどの深遠なる知恵が見え隠れしていたら、
例えあなたがこの世で一番の醜女や醜男でも
あたしは即座に我が膝をついて、あなたのその手に
うやうやしくkissしますよ。

心からの親愛と敬意を持ってね。

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