No.4: ウレシハズカシ恋多きオトメ編

えーー、みなさん。
今回は『恋愛別パワーストーン』をご説明するつもりではありますが、、
別に恋愛用だけにこだわるつもりはありません。目的別と言ったほうが正しいでしょう。
最近はパワーストーンを扱う店舗やサイトも増えましたが、相性や組み合わせなどに
関して詳しく述べているところはまだまだ少ないように思います。

こないだ石屋さんへ遊びに行ったんですよ。
まぁ店舗内見渡す限り様々な石がおいてありましたよ!
それはそれでなかなか壮観でした(^^)

そこは丸玉など大きな石はもちろんのこと、パーツ類がなかなか充実していましてね、
各石ごとに4ミリ玉、6ミリ玉、8ミリ玉、さざれなど形ごとに分類されたものが
小袋に入って販売されていました。
自分でアクセサリーを作りたい人にはお薦めですねぇ(^^)

しかしながら。あたしが店内でうだうだしている間に数多くのお客様が
来られていましたが、皆さん色合いだけで石を選んでいらっしゃるご様子でした。
「これはなんという石ですかー?どんな効果があるんですかー?」と
店員さんに質問してから買われている方はごくごく少数派でしたねぇ(・_・)

色合いで石を選ぶことは悪いことではありません。そこは誤解しないで下さい。
しかし色合いだけで石を選ぶのは危険なことです。色の持つメッセージは大事ですが、
石自体の相性を全く無視して色合いだけでアクセサリーを作るのはどうかと思います。

代表例がチマタによくある「オニキス+カーネリアンの組み合わせのブレス」です。
相性最悪同士を組み合わせています。
しかし黒と赤は確かに印象的な色合いですので、その組み合わせを
「美しい」と感じる人も多いでしょう。どちらもメノウ系ですしね。
でも見てきれいなだけならプラスチックのビーズを組み合わせればいいはずです。
パワーストーンのブレスにしなくてもいいはずです。
鉱物を使う以上、相性というものは無視できないと思います(・_・)b

んじゃまぁ、恋愛用に使える石から話を始めますかねー(^。^)y-。oO

恋愛用と言えばこの石!ローズクォーツです!
専用項目があるので、詳しくはそっちを見て下さい。
一応、化学組成:SiO2、硬度7の結晶系、水晶の仲間です。
普通は乳白色のクラッキングが内部に見える不透明なピンク色の石ですね。
ごくまれに透明なローズクォーツもあることはあります。ほとんどがブラジル産です。
しかし安価な透明ローズクォーツには手を出さないように!
それはおそらくロシア産の合成ローズクォーツだからです(^^)
珍しいものが安くで手に入るわけないでしょ?
騙されないように注意しましょう!(⌒∇⌒)ノ

ではローズクォーツと相性の良い石はなんでしょう?

まずは水晶(・_・)bこれは当たり前ですね?
だって水晶にピンクの色がついたのが紅水晶(ローズクォーツ)ですからね。
同じクォーツ系ですので相性が悪いはずがありません!
同じ理由からアメジスト(アメシスト)との相性も良いです。
だって水晶に紫の色がついたのが紫水晶(アメジスト)・・・<以下略。

(紫乃女注:後述しますが、いくら相性がいいとは言え、
水晶だらけにするのはオススメしません。

他に相性の良いものの代表例はロードクロサイトですね。俗に言うインカローズです。
ただロードクロサイトはグレードによって値段がまちまちです。
本来のロードクロサイトというのはミルキーな(乳白色の)縞がなく、
少し赤に近い、濃いピンク色の石
なのですが、そんなのの10ミリ玉なんてのは
ホントにお値段が跳ね上がります。

だから一般に流通しているのはBクラス以下のミルキーな縞が入っている品です。
そのためにロードクロサイトとはピンクと白の縞々の石♪なんて常識が
まかり通りました。ホントはあの縞はグレードの低い証拠です。
しかしあの縞があるからこそ、「可愛い♪」ということで
女性に人気が出たとも言えます(^^;)
こうなるとどっちが正しいとは一概に言えませんなぁ。

まぁお決まりの基本知識をひとつ。ロードクロサイトの化学組成はMnCO3、
マンガンの炭酸塩が入ってます。硬度なんと3.5!!
割れやすいです。気をつけましょう。
某呪術師がこの石を持たないのは似合わないのと、割れやすいから自分の性格では
1日でおしゃかになると危惧しているせいだという噂もあるほどです( ̄▽ ̄)b
(ドキっとした呪術師さんへ。大丈夫、あたしのことですよ・・・トホホ)

ローズクォーツロードクロサイトを加え、そこへアメジストをアクセントに入れて、
あとは水晶ラピスで飾りつけをすれば、見た目も可愛く効果も抜群な
恋愛用ブレスが出来上がりますな(^^)文句のつけようもございません!
これからいい人探すんだい!( ̄▽ ̄)bってなやる気満々なお嬢さんには
お薦めの一品です!

あとそれに付け加えるんだったらムーンストーンですかね(・_・)
あれは正長石の変種で単斜晶系の化学組成KalSi3O8、硬度6から6.5の石ですな。
意外に固いっしょ?ムーンストーンの効果としてはある意味「ギブアンドテイク」です。
あたしもあなたに愛情を持つから、あなたもあたしに愛情を返してね、
あたしもあなたに優しくするから、あなたもあたしに誠実でいてね、
そんな感じの石ですなぁ。それによりお互いの絆を深め、意思の疎通不足による
亀裂を避けるという効用があるわけです(^^)
ですのでこれからいい人を探すのよ!ってなお嬢さんがムーンストーン持ってても
あんまり意味はありません。
見つかってからで十分間に合いますな。

つまり、いい人いるにはいるんだけど、片思いなんだ・・・とか、
あっちも好きって言ってくれてるんだけどイマイチこう気持ちが通じないような
気がするんだ・・・とか、どうもライバルもいるようなんだ
(明らかにいる場合は除く)というケースでは、ムーンストーンを使うべきでしょう!
心を通わすターゲットがいない場合にはお薦めできないというわけです(^^)
ご理解いただけますかな?

おお、もちろん「ターゲットがいない場合に入れてはいけない」わけではありません。
「効果を期待できない」だけなので。入れたい方はどうぞ(^^)
でも効果を期待できない石を入れるより他の石を一つでも多めに入れたほうが
よりよいとは思いますけどね♪

んでは『恋多きオトメ編』はここまで。

次回は『ターゲット補足編』をご説明しましょう(⌒∇⌒)ノ


2005/05/26

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