No.95: 『願いを否定する声への対処法』

(霧の森の翠鳥さんより寄稿頂きましたので、公開いたします。
内容に関しましては赤文字強調なども含め、全て原文ままです。
たまに紫乃女が一言書き足してますがそれはまぁご愛嬌ということで!)

 



はじめまして、こんにちは。みどりんです。

 

先日, 紫乃女さんから、
「みど~、ちょっと頼みがあるんだけど。
術を行う時に出てくる、願いを否定する声への対処法をコラムに書いてくれへん?」
と、お電話がきました。

おっしょさんのサイトに、ボクがコラムを書かせて頂けるだなんて、
なんだかドキドキですが、頑張って書かせて頂きまっすねー。
(なんでこういう話を書くことになったのかその経緯は何か忘れちゃったんですけど、
紫乃女さん、何ででしたっけ?)
(なんでだったかな?BBSの問い合わせにレスした関係上、
そうなったんじゃなかったけな?)

それでは「自分の幸せを拒否する声」の対処法を説明させて頂きますね~。

「お金持ちになれますように!!」

こんな風に、自分の願いを思い浮かべると、
それを否定する声が聞こえる…という事が あります。
一生懸命願いを叶えたくてお願いしてるのに、いきなりこんな声が聞こえたら
正直へこみますよね。
真剣に術をやってる時にこういう事起きると、
「なに!?何のお告げ??」って怖くなっちゃいますしね^^;

でもでも、この声はとりあえず怖いものではありませんのでご安心下さいませ。
あなたの願いを否定するあなたの内側から聞こえてくる声は、
やっぱりあなた自身の声です。 潜在意識というあなたの心の声なんですよね。

「ええ!私の潜在意識は私を否定してるんですか!?」 と、
不安がられる方もいらっしゃいますけども、これまたちょいと違います。
あなたの意識はあなたの為だけに存在していますんで、
基本的にあなたの立場が悪くなるようなことはしないんです。

でも、実際に自分が良くなるはずの願いを否定する声がする。
なぜなんだ?というと。

あなたを守る為です。

心にはいくつかの層がありまして、この分類は色々と呼び方がありますけども。
今回は、

自覚があり思考する部分→顕在意識

【声を放った部分】→潜在意識

生きる力の源の部分→無意識

と定義しちゃいますね。

術というのは一番下の無意識以下の領域に働きかける事で
現実に変化を起こす事を言います。
その領域にアクセスしやすくするために、マジカルオイルやインセンスやら
呪文詠唱やら魔法陣や護符やらを使うわけですね。

てなわけで、顕在意識から無意識まで
あなたの願いを送り届ける必要があるわけなのですが、
ココで問題になるのが潜在意識。
この領域は「生きていく為のルール」を作る部分なんです。

例えば、あなたが子どもの頃に「犬にガブリ」と噛まれたという経験をしたとします。
するとあなたは「痛い!怖い!」と思ったりします。
この時に「犬は怖い!犬は私を傷つける!!犬を見たら逃げるんだ!」 という感じの
ルールが潜在意識へとプログラムされちゃいます。
その結果、あなたは大人になってその記憶を顕在意識上では忘れてたとしても、
犬を見ると怖い…と近づけなくなってしまうわけです。

このことからわかるように、潜在意識のプログラムは
あくまでもあなたを守る為に作られているという事ですね。

お金を得る為の術を使って、
「お前はお金持ちになれるはずがない!やめろ!」という声が聞こえるなら、
それは、あなたの潜在意識に「お金を持つことは困ったことになる」というルールが
プログラムされているからであって、決して自分を自滅させるために潜在意識が
動いているわけではないんです。

ココで困るのが、否定的な声を恐れた場合、
「やめろ!私はお金持ちになりたいんだ!!」と、
その否定をさらに怖がったりしながらルールを拒否するとどうなるかというと。
あなた自身の力の一部である潜在意識を抑え込むことになり、
あなたのパワーはさらにダウンする
…というハメになっちゃうんですよね(^^;;;

術を行うには強い決意が必要です。
絶対に自分の願いを叶えてやる!!という強い決意。
紫乃女さんの術がえげつないのは、この決意の部分がとんでもなく強い事が
要因の一つだと思います。
(みどこ、話があるから後でちょっと来い(-“-))

覚悟の決まった想いというのは、例え潜在意識がダメだと言っても、
それを「いやいや、絶対に正しいのはこっちだ!!」と言い切れる力になるんです。
これは潜在意識を否定してただ抑え込むのではなく、
自分の支配下に置くような感じかもしれません。

しかし、誰もが紫乃女さんのようになれるわけでもないわけで。。。
じゃあ、どうすればいいのかというと。

潜在意識をなだめて丸め込んじゃえば良いんです。

もし、あなたの潜在意識が「その願いはダメ!!」って言ってくるのであれば、
「あ~~、わかるよ~。ちゃ~~んとわかってる。○○な事もあったしさ。
あなたが私の為にそういってくれてるのは、重々わかってるよ~~。
でもね、もしこの願いが叶ったら、私はこーなってあーなってそーなって、
すんごい幸せになれるんだよ~~~」 と、懐柔してしまえばいいんです。

慣れるまでは大変ですけども、これは根気よく練習すれば、誰にでも出来ます。
声がしたら、すぐにその声をちゃんと受け入れて、
そして、自分の想いをガッツリ伝えまくる。 これを繰り返してみましょう。

もし、術を一緒に練習できるお友達がいるのなら、
自分・潜在意識の否定側 友達・顕在意識の願いを伝える側 になって、
自分の否定を懐柔してさらにこの願いが叶えば無茶苦茶幸せになれますよ!!
ってのを伝えてもらってみてください。

何度かこれを繰り返したら、今度は立場を逆転させて、
自分が潜在意識を受け入れて、この願いを叶えれば絶対幸せになれるから
大丈夫だよ~と安心させる役を練習してみると、良いですよん。


・潜在意識の否定の声は自分の力の一部だということ

・否定を無理やり消そうとするのは、自分の力を消すことに繋がるということ

・否定の声を受け入れ、安心させてあげること

これらをポイントとしてちゃんと押さえて、術にチャレンジしてみてくださいね~ん(^^)ノ

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