No.72: 『デュモルチェライト』

(-“- ) ← 機嫌が悪い

コラムのリクエストを受け付けたわけでもないのに、
細十の旦那と某つっきー館長にやいのやいのと色々リクエストされた紫乃女です。
皆様ご機嫌いかがですか?

てか、天珠なんてさ、 チベット関連の品を販売しているサイトさんだったら
細かく解説載せてらっしゃると思うんですけど?
今更あたしが出張るまでもないんでね?

あと、珪化石(ペトリファイドウッド)スティブナイトインクォーツシャーマナイト
アンモライトはリクエストがありましたが却下します。
スコレサイトのリクエストがきてもこれまた却下です。
(ちなみにシャーマナイトの鉱物名はブラックカルサイトですよ)

まぁでも何か1個くらいはリクエストに応じるべきだとは思いますので、
何にしましょうか、デュモルチライトにでもしましょうかねぇ。
(却下以外の石で一番名前が長かったから)

デュモルチライト(Dumortierite)
どっちかってーと
デュモルチェライトと呼ばれることのほうが多い石ですね。
タイプしてて指がつりそうになるほどタイプしにくい名前です(-“-)
和名:デュモルチ石 モース硬度:7 化学組成:Al7(BO3)(SiO4)3O3
斜方晶系の石です。トパーズなんかもそうですね。

主な産地はアメリカ(ネバダ州)とかフランスとかブラジルとかカナダとかイタリアとか
ノルウェーとかポーランドとかマダガスカルとかスリランカとかロシアとか。
青味が綺麗なものはマダガスカル産に多いです。
日本でも品質と結晶の大きさにこだわらなければ産出します。
(栃木とか山梨とか長崎とか) 結構あっちこっちで採れる石ですね。
「デザートラピス」という別名もありますのでご注意下さい。

なんでこんなやっかいな名前になったかと言いますと、この石の発見者の方が、
Eugene Dumortier(ユージン・デュモルティエ)博士だったからです。
この長ったらしい名前の方
(誠に失敬)がフランスのローヌ=アルプ地域
(Rhone-Alpes)で、デュモルチェライトを最初に発見しました。
発見者の名前が発見物につくことは、 鉱物においても天体においても
よくあることなので、これはもう辛抱しましょう。

色味としましては、青(濃紺)が有名ですが、
茶色、緑、まれに紫やピンクのものもあります。
流通しているものは青~濃紺のものがほとんどです。
なんたって「デザートラピス」が別名ですからね!

「別名がデザートラピスなんだから、幸運を呼ぶことに使えるんじゃね?」とか
「不運を排除することに使えるんじゃね?」とか、そういう考えもまぁいいんですけれど、
デュモルチェライトの真骨頂は、ラピスラズリには無いものだとあたしは思っています。

まぁ一般的には「思慮の石」と呼ばれているそうです。
荒れた気持ちをクールダウンしてくれたり、
明晰な思考力や勇気を与えてくれたりとかね。
受験にいい!という噂もありますぞヾ(´▽`)ノ

ただ、あたしは、デュモルチェライトの「影響を受けにくい」という面を重視しています。
「影響を受けにくい」とは分かりやすく言うと、
他者や自分を取り巻く環境からの干渉によって 自分自身(自分の性質・性格・
信念など)
が強制的に変化させられるのを防ぐという意味です。

もちろん第三者からの進言には常に耳を傾けるべきであるとはあたしも思います。
「あなたはもっと○○したほうがいい」とか「△△なところは直すべきだ」とか
あなたのことを真摯に思って進言してくれている内容ならば、
素直に検討するべきでしょう。

しかし、中にはあなたの個性でもある○○を、目障りだから潰そうと思って
親切ごかしに 「あなたの○○という面は無くしたほうがいいと思うわ」と
言ってくる人だっていると思うんですよ。

例えばAさんは誰にでも笑顔を向ける明るい性格の人なのですが、
そういうAさんの性格を「あの子ってホント八方美人なんだから!」と
悪く言う人だっているかもしれません。
それを耳にしたAさんからだんだんと笑顔が消えていけば、
そういう人達は今度は 「あの子って暗いわねぇ。何考えてるか分からないわ!」と
さらに悪く言うことでしょう。
それが続けばAさんはうつ病になってしまうかもしれませんよ。

誰にでも笑顔を向けるのはいいことじゃあないですかヾ(´▽`)ノ
悪く言う奴は言えばいい。
自分が出来ないからってひがんでねたんで陰口叩いてるだけなんですから。
そんな弱い連中の陰口に付き合っていたら、
いつの間にか「本当のあなた」を見失ってしまうかもしれませんよ。
それがあなたの良さだったのに。

デュモルチェライトは、「辛抱強さを養う」というよりは、
「それがどうした!と思える強さを養う」石だとあたしは思います。
他者や環境からの影響を受けにくくする。自分の気持ちをまず一番に重視する。
(他人からの評価によって自己評価が上下するような人にもいい石だと思いますよ)
耐え忍ぶんじゃなく、気にしない。
周りに合わせて気に入ってもらおうとするのではなく、自分のしたいことをする。
そういう
強さを養う石だと思うんですよねぇ。

上記のことから、あたしはこの石を「対ストレス系」のレシピによく入れています。
誰かに言われたことがいつまでも気になったり、
団体の中でうまくやっていこうとして かえって空回りしてストレスを溜めちゃったり、
そういう人の「心の盾」の役割として この石を使うことが多いですね。
とにかく受ける傷を減らさないことにはストレス発散にも 限度があるのですから、
まずはその人を「護る」ためにこの石を使っています。
ご参考までにヾ(´▽`)ノ

ま、デュモルチェライトの話はこれくらいにしましょうかね。

ていうかね、みんな夏風邪だけには気をつけないといけませんよ!
夏風邪引く奴は馬鹿だって話もありますけどね、
あれは元々の意味は 「馬鹿は冬に引いた風邪に夏になってから気づく」という
意味であって 夏に風邪引く奴が馬鹿だって話じゃないんですからねっ!o(><;)(;><)o

あまりに治らないからとうとう六本木事務所(うちの会社の東京営業所)から
紫乃女出入り禁止令が発令されちゃいましたよ!
「うつされちゃかなわん」ってことなんでしょうけど、 きぃーーーーーーっ!o(><;)(;><)o

実は風邪ひいてるのはあたし1人じゃなくてですね、BOSS も一緒なんですけどね、
あたしが治りかけるとBOSSにうつされ、BOSSが治りかけるとあたしがうつすという
悪循環で、 とうとう二人とも事務所から追い出されてしまいました。
二人のうち片方は社長だというのに恐ろしい話です!

やっぱりね、
人から余計な影響を受けるってのは出来るだけ防いだほうがいいと思うんですよ!
あなたもそう思うでしょ?ね!?o(><;)(;><)o

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