我が家は今、女3名暮らしです。
互いに血の繋がりは全くありません。
しかし気の合うもの同士、ブレーメンのようにひとつ屋根の下で暮らしているわけです。

その一番末っ子の「はるちゃん」はお化けや呪いの類が大嫌いです。
およそ、呪術師と一緒に暮らすには向いていない人ですな。
あたしが何か術をしていても「見なかったことに」、呪文など唱えていても「聞かなかったことに」、
その結果何か摩訶不思議なことが実際に起こっても「気づかなかったことに」しようと
日々奮闘しています。

みんな!気の毒なはるちゃんに励ましのお便りを出そう!(⌒∇⌒)ノ<お前が言うな!

そんなはるちゃんがある夜、あたしの元へやってきました。

はるちゃん:「あのー・・」

あたし:「ん?」

はるちゃん:「えーーと・・・」

あたし:「なんやねん」(注:あたしは関西弁です)

はるちゃん:「ひっじょーーーに、不本意なのですが・・・・」

あたし:「???」

はるちゃん:「私の眼鏡を・・探してはもらえないでしょうか・・・」

さっぱり話が見えないので、とにかく横に座らせて話を聞いてみると、
どうやら彼女の眼鏡が2-3日前からどこかへ行ってしまったようなのです。
一応予備の眼鏡はあるものの、あまり度が合っていないそうで、
それを長時間すると頭が痛くなり始めるとか。実に目に悪そうなお話です!

あたし:「なくなったの、2-3日前なんやろ?なんでもっとはよ言わんねん!」

はるちゃん:「でも・・」

あたし:「でももへったくれもあるかい!不便やったやろ!?」

はるちゃん:「だって探してもらうことになったら、紫乃女さん占いや術するんでしょ?」

あたし:「(・_・)・・・そりゃ占い師やから、失せモノ探しは占いか術でやるわなぁ・・・」

はるちゃん:「そういうの、私非常に不本意なんですもん(-“-)」

あたし:「・・・・・(・_・)」

えーと・・・

あたし:「ちょっと待て(・_・)なくなったんは君の品なんやで?」

はるちゃん:「わかってますよ?」

あたし:「それをあたしが占いで探すのが、なんで非常に不本意やねん」

はるちゃん:「だって怖いじゃないですか!」

あたし:「だからなにがやねん!!」

はるちゃん:「占いや術で眼鏡が見つかったら怖いじゃないですか!!アリエナイ

あたし:「見つからんほうが困るやろうがー!(ノ ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ⌒━━┻━━┻━━ 」

はるちゃん:「そりゃそうですけど!でも怖いじゃないですか!嫌じゃないですか!
なのに自分でそんなことを依頼するのって非常に不本意なんですよ!
でも無けりゃ困るから頼んでいるんですよ!不本意ながら!
だから探して下さいよ!。。゛(/><)/ 」

「非常に不本意」という台詞をその時あたしは何度言われたか分かりません。
とにかく、術や占いが大嫌いなはるちゃんです。
そういう超常現象とは無縁の人生LOVEな人なのです。
しかしいくらLOVEでも、眼鏡がなくなりゃ普段の生活に支障が出る。
探しても見つからないなら非常に不本意ながら占い師の手でも借りねばということで
わざわざ頼みにきたようなのです。

とーーーっても腑に落ちない気分であたしは占いを開始いたしました。
横では「非常に不本意」な表情のはるちゃんが、なるべくカードを見ないようにしながら
待機しております。

あたし:「はる坊」(注:はるちゃんは女性です。しかも美人!)

はるちゃん:「・・・・ぁぃ」

あたし:「この部屋にあるぞ。“蛇の位置”(地面に近いところ)だ。
おまけに日が当たらない場所だ。何かの裏側か、何かの下敷きになって
どこかに落ちてないか?方角的には○○のほうだな」

言われた場所をごそごそ探すはるちゃん。
どうやら戸棚の裏側に落ちていたようです。
レンズには傷がついていなかった様子。やれやれですね(⌒∇⌒)ノ

しかし、発見した直後の彼女の台詞は・・・

はるちゃん:「いやーっ!ホントにあったぁ!不本意だーっ!!。。゛(/><)/」


あたしが不本意だよ!(ノ ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ⌒━━┻━━┻━━

今度なんかなくしたら覚えとけよコノヤロウ!!


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