誕生石のお話:ダイヤモンド  No.40
ども(。・_・。)ノ


BBSnorsinの旦那が、
我生十二月生石一順書十二最後涙。一気書又十二先書
訳:自分は12月生まれなんだけど、12月だと誕生石の順番が最後で悲しいな。
 一気に全部書くか、12月を先に書いてよ
) と、
謎の中国語で注文をつけていますが、「幸運を呼ぶ石:その1」ですでに
12月誕生石である ターコイスについて少し述べてありますので、
ここは無視して順当どおり4月に進みましょう。


って、4月はダイヤモンド水晶なんですよね・・・。
パワーストーンコラムの立場から言えば、水晶を選択するべきなんでしょうけれど、
水晶は番外編でちょこっと述べてますし、あの話のせいで結構「異端児」扱いも
されているので(検証した結果を書いただけなんだが・・・)、再度蒸し返すのも
なんだかなぁーという気分ですから、ここはダイヤモンドの話にでも
すりかえちゃいましょうかね!≧▽≦b

コラムのネタとしてダイヤモンドのリクエストも来ていることですし、
女性の方であれば、生涯に一度はダイヤを手にする機会があるでしょうし、
男性の方は生涯に一度は女性にダイヤを贈る機会があるでしょうから、
別に不都合はないネタだと判断いたします。

んなわけで、今回はダイヤモンドのお話をいたしましょう(⌒∇⌒)ノ
・・・って、ダイヤの話は超長くなりそうで嫌だなぁ(^_^;)
ま、皆さんも頑張って読んで下さいね!



ダイヤモンドとはこの世でももっとも硬い鉱物です。
化学組成:C モース硬度:10 とても簡単!(⌒∇⌒)ノ
ギリシア語のadamas、つまり「征服されざる者」というのが語源です。

主要産出国はなんといってもオーストラリア、ボツワナ共和国、カナダでしょう。
・・・む?(・_・) オーストラリアとカナダはともかく、
ボツワナ共和国ってどこだ?ですって?
ふむ。聞きなれない国名かもしれませんな。
地図を載せますのでじっくりご覧下さい。
この国で採れるダイヤには高品質なものが多いのですぞ!


ボツワナとは「ツワナ族の国」という意味です。
ここで採れるメノウに「ボツワナアゲート」というものがあります。
模様がまるで目のようなので、チベットの天珠を作るのに
用いられることの多い石ですね。 別名「天眼石」。
紫乃女がこの世で2番目に「こりゃ使えるな」と評価している石でもあります( ̄▽ ̄)b
単独ではやや弱いですが、組み合わせによってはあの石は非常に強力だと
思いますね!


ま、ここはボツワナアゲートのコラムではないので、
ダイヤモンドの話に戻りましょう(⌒∇⌒)ノ

まぁダイヤモンドってのはお高いもんですよ(・_・)
なぜなら、掘り出されるダイヤモンドのほとんどには窒素が含まれていて
その窒素のせいで黄色がかった色になっているものが多いからです。
ごくごくまれに、青だのピンクだの綺麗な色合いのものもありますが、
そいつは「ファンシーカラーダイヤモンド」と呼ばれ、別格扱いです。
つまりファンシーカラーでないダイヤの場合、無色透明に近ければ近いほど
お値段もお高いってわけですね。

よくダイヤモンドのグレードを「4C」という言葉で表しますが、
これは輝きを表すカットCut、割れなどの度合いを表すクラリティClarity
色を表すカラーColor、そして石の重量を表すカラット(キャラット) ウェイト
Carat weightの、4つの"C"のことです。
ま、こんなのはジュエリー屋のおねーちゃんでも言えることですので
詳しいことは彼女達にお聞き下さいませ(・_・)/


じゃあおねーちゃん達があまり言いたがらないようなことを
ここでは言うことにしましょうかね(^。^)y-.。o○←根性の悪い奴め!


ダイヤモンドを人工的に作ることは可能です。
こんなのは皆さんよくご存知でしょうな。
だって化学組成がCだけなんですしね。
あれだけのモース硬度を人工で作るのは大変だったでしょうが、
組成が単純なので結構昔から 作ることには成功していました。

世界で最初に合成ダイヤモンドを作ることに成功したのはアメリカGE社
(ゼネラルエレクトリック社)です。
ま、もっともGE社が発表したとたんに 「俺とこは2年前から成功してたぞ!」と
スウェーデンのASEA社(アセア社 現ABB社)が名乗りを上げたので、
どっちが最初だかは実際のところ分かりません。
あたしとしては、2年前に開発に成功してたくせに黙っていたASEA社よりは
堂々と発表したGE社の肩を持ちたいのが心情です。

日本で最初に人工ダイヤモンドの作成に成功したのは東芝電気さんですね。
ま、もちろん工業用ですが。

(今現在では住友電気さんのほうが合成ダイヤ部門じゃ有名かも。
 もちろん宝飾用ではなく、半導体用としての開発ですけどね。)



昔は合成ダイヤを作るほうが、本物のダイヤよりも費用が掛かったので
ある意味ニセモノダイヤはなかなか出回りませんでした。
出回ってもキュービックジルコニアのように、よぉく見れば裸眼でも分かるという程度の
お粗末な品でした。

(ジルコニア自体を馬鹿にしているわけではありません。
 元々のキュービックジルコニアとは天然ダイヤに含まれる
 インクルージョン (内包物)の一種でした。
 まぁ今ではほとんどが人工のものですが。)


しかし現代では技術も格段に上がり、ダイヤモンド類似品を安く生産販売することが
可能になってきました。 おかげさんでよく似た石が市場に出回っております。

まぁ類似石には色々種類がございますが、 一番見分けがつきにくいのが、
多分合成モアサナイト(モアッサナイト)でしょう。

合成ルチルとかチタン酸ストロンチウムとか、ホントは色々あるんだけどさ、
 合成ルチルは虹色に光り過ぎるし、チタン酸ストロンチウムなんて
 モース硬度5〜6ですぜ。なんぼなんでもこれはニセモノとして売るのは
 度胸がいるでしょう。)


元々は研磨剤として使われていたこの合成石ですが、
1997年以降、ダイヤモンド類似石として市場に出回るようになっています。
素人さんではぱっと見で見分けることはちょっと難しいかもしれませんねぇ(^_^;)
モース硬度も9.25。天然ダイヤと0.75しか変わりません。
実際この石がプラチナ台にはめられて売られている場合もあるわけで。
(ダイヤだって言って売らなきゃいいだけなんだけどね)

ルース、つまり裸石状態ならば、拡大鏡さえあれば識別は可能です。
指輪の台にはめられちゃってたら、ちとあたしでも自信はありません(^_^;)
最近ルースで買うことなんかないもんねぇ。
ま、もしもルースで買うぜって方がいらしたらご一報を。
非常に簡単な見分け方をお教えしますんで(⌒∇⌒)ノ

まぁダイヤともなれば、どの宝飾店も鑑定書をつけるでしょうから
ある意味それを信じるしかないわけですね。
だから「あら安い!」と思って質流れ品なんかに気軽に飛びつかないように。
実際質屋に持ち込んで「オイオイ」って言われるのは
この合成モアサナイトであることが多いんですぜ、奥さん。
安いものにはワケがある。それを肝に銘じておきましょう(⌒∇⌒)ノ


んじゃ次はダイヤモンドに施される処理のお話を。
ロードクロサイト」の項でも触れましたが、
石の表面に達するほどのクラッキング(割れ)がダイヤモンドにあった時、
そこへガラス樹脂を浸透させて、その傷を見えにくくしてしまう処理を
行う場合があります。これを専門用語でフラクシャーフィリング処理
(ガラス樹脂充填処理)と呼びます。
この処理を施されたダイヤは熱・酸には弱くなります。
ダイヤが弱くなるんじゃなくて、充填されてるガラス樹脂が熱や酸に
耐えられないだけなんですけどね(^_^;)

ついでに超音波洗浄にも弱くなりますな。
ま、通常の超音波洗浄では 問題は起きないかもですが、
何度も何度も超音波洗浄を繰り返していると、充填したガラス樹脂が
変質してしまう場合があります
。お気をつけ下さい。


まぁあまり気分が落ち込むような話ばかりしてもしょうがないので
ここらでダイヤモンドの効用の話にでも移りましょうかね(⌒∇⌒)ノ

なんたって地上でもっとも硬い物質なわけですよ。
」の意味合いは嫌でも強くなりますね。
そして攻撃してきた者がいたとしても、この石で防げば
その者の武器は壊れるだけでしょう。
なのである意味「攻防一体化」した石とも言えます。

このことから、「他からの干渉を拒絶する」力があると言われています。
世の常識ではこうだから・・・とか、みんなこうしているから・・・とか
とかくこの世は「右に倣え(ならえ)」。出る杭は打たれる現状です。
誰の真似でもない、この「自分」というキャラクターを、
家族や社会の干渉から守り通すことは容易ではありますまい。

そんな時、この石はあなたを力づけるでしょう。
「それでいいんだ。誰に認めてもらえなくとも、胸張って生きていけ!」と
あなたの背中をぽんと叩いて微笑むでしょう。


また、あなたを飲み込もうと押し寄せるあらゆる世俗の波から
あなたを守るでしょう。あなたに干渉するあらゆるものを拒絶し排除し
あなたという人格を確立するのを助けるでしょう。

結婚の際にこの石を配偶者と贈り合うのは、
「もう私たちはお互いの両親の家の構成員ではない。
新しい人間として二人で頑張っていこう」という
一種の「独立宣言」の儀式のようなものなんですよ(⌒∇⌒)ノ


なのでこの石は持ち主を選びます。
何も人に誇れるものを持ってないくせに、ダイヤだけ持ったって無理ですよ。
泥まみれになって地面をのたうっていても、心の中では 「今に見ていろよ!」と
牙を剥く根性のある奴に相応しい石なんです。

この石は、持ち主の哀しみとプライドを吸う石です。
叩かれようが踏みつけられようが、あきらめず顔を上げ続ける、
そんな誇り高き人種に持たれてこそ、ダイヤモンドはあの輝きを放つのですよ。

そんな人種だからこそ、この攻防一体した石を使いこなせるとも言えるでしょう。
まだ自分の足でも立てない赤子に立派な盾や剣を与えたってしょうがないでしょう?
分不相応な武器防具の重みで押し潰されちゃうだけですよ。
(赤子はおしめでもしておしゃぶりしゃぶっとけっつーの!≧▽≦b)


ま、厳しいことを言ってもしょうがないですな(^_^;)
なんといってもダイヤモンドは美しい。若いお嬢ちゃん方には大人気です。

でもね、お嬢ちゃん、その美しいダイヤを誇らしげに掲げる暇があったら
あなたの心がそのダイヤに負けぬほどの輝きを放っているかどうか
一度自問なさる時間も必要だと思いますよ?

外見の美しさなどすぐに錆びてしまう。
しかし磨き上げられた内面の美しさと誇り高さは、
歳を増すごとに光り輝くものなのですからね!(⌒∇⌒)ノ


(なので峰不二子嬢がルパン三世氏からさんざんダイヤを騙し取っている件に関して
 紫乃女は不二子嬢の味方をしたいと思います。
 世紀の怪盗相手にあれだけのことが出来るその技術と度量があってこそ
 ダイヤも盗めるというものでしょう。あたしじゃとてもあんな芸当は出来ん!
 誠、彼女にこそダイヤは相応しい!(⌒∇⌒)ノ)



さて、ダイヤモンドのお話はこの辺にしておきましょうか(^。^)y-.。o○
次は6月ムーンストーンのお話でもしましょう。
2005/07/20



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