誕生石のお話:ガーネット  No.31
んじゃはりきって行くぜ!( ̄▽ ̄)b
まずは1月。ガーネットですね。



ガーネットの名前の由来はラテン語のザクロの樹“granatus”ですね。
(本来の意味は「種がたくさんある」。まぁザクロの実のことですな)
和名:柘榴(ざくろ)石。結構メジャーな石だと思いますねぇ(⌒∇⌒)


実は、ガーネットというのは、1つの宝石の名称ではなく、
ある一つのグループの宝石の総称です。
ガーネットグループとでも申しましょうか。
この石は、Mg(マグネシウム)Al(アルミニウム)Fe(鉄)Mn(マンガン)
Cr(クロム)Ca(カルシウム)などが複雑に絡み合って出来上がったものです。
この成分の構成によって、アルマンダイトアンドラダイトデマントイド
パイロープ・・・という風に、名称が変わってくるわけです。
軽く12種類以上はあるでしょう。
まるでウルトラ兄弟のようですな!(⌒∇⌒)ノ←歳がバレる、歳が!


えーと、余談ですが。 仮面ライダーもそうなんですけど、 \(0\0)ゝ
ウルトラマンって(o|o)、今何人くらいいらっしゃるんでしょうかねぇ?
ウルトラセブンに、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンエース程度は知ってるんですが。
なんでも現在総勢20名以上いらっしゃるとか。
銀河系のこんな端っこの辺鄙な太陽系惑星地球のために
遠路はるばるご苦労様なことですよ!m(__)m

彼らだってコスチュームの差はあれ、同じような性能と意義を持つグループです。
ガーネットもウルトラマンと同じ!
そう覚えれば親しみやすくもなるというものですな!(⌒∇⌒)ノ


さて、ではその仲間のご紹介を・・・って、
これはこれは局長。お帰りなさい、お疲れ様です。←うちの事務局長が帰ってきた


局長:「紫乃女ちゃん、今何してんの?」

あたし:「サイトのコラムを書いています。
     今ちょうどガーネットとウルトラマンの共通点の話ですね。」

局長:「・・・・。」

あたし:「どうかなさいましたか?」

局長:「お土産のケーキがあるんだけど、あんたおやつ抜きね。」

あたし:「( ̄▽ ̄;)」


・・・これは大変です!o(><;)(;><)o
ウルトラマンの話はまた次回ということで、
急いでガーネットのご説明に移りましょう!!o(><;)(;><)o


んじゃ有名どころのパイロープ(pyrope・ガーネットから。
パイロープの化学組成はMg3Al2Si3O12
マグネシウムとアルミニウムを主成分としたガーネットの名称です。

本来パイロープは無色透明なんですよね。
しかしそのマグネシウムの一部が鉄と置き換わることによって
あの赤い、または赤黒い色合いになっているわけです。

つまりクロムとか鉄とかが入ってくれんことにゃあ、
あの色合いは出ないというわけですな。
パイロープ本来の主成分である、マグネシウムやアルミニウムは
無色なものですからね。
でもそれは本来のパイロープから見れば“不純物”なんですよ(^_^;)

昔々、ボヘミアってとこから産出するパイロープ・ガーネットには
この鉄やクロムが含まれたパイロープが多かったんです。
つまり赤いわけね。
で、このボヘミアガーネットは大変流通しましたので、
ガーネットと言えば 赤いものだという“都市伝説”が一般的になってしまいました。
繰り返しますが、ホントのパイロープ・ガーネットは無色透明です。
ま、めったにお目にはかかれませんよ。非常に希少なものですから。


てなわけで、アルマンダイトalmandite・ガーネットです。
アルマンディンとかアルマンダインとも呼ばれることがあります。同じものです。
化学組成:Fe3Al2(SiO4)3。Fe(鉄)が入っているのがお分かりかと思います。
さっきのパイロープがマグネシウムとアルミニウムを主成分としたように、
このアルマンダイトは鉄とアルミニウムを主成分としているわけです。
鉄のおかげで赤〜赤黒い色合いの石なんですよ(⌒∇⌒)ノ
ガーネットの中で一番流通しているのはこのアルマンダイトですね。


じゃあガーネットはだいたいが赤いわけだな?というご質問がきそうですが
そういうわけではありませんよ(⌒∇⌒)ノ
ちょっとこいつをご覧下さい。



こいつはアンドラダイトandradite・ガーネットの一種、
デマントイドと呼ばれる石です。
化学組成:Ca3Fe2Si3O12

アンドラダイト・ガーネットのうち、褐色(黄色っぽい)ものをトパゾライト
緑色のものをデマントイド、黒っぽいものをメラナイトと呼び、分類分けしています。

基本のアンドラダイトにクロム(Cr)が含まれれば緑っぽくなってデマントイド、
チタン(Ti)が入れば黒っぽくなってメラナイト。
ま、メラナイトは一般的にはあまりお目にかかる石ではないのでほっといて、
ここでは緑色をしたガーネットもあるのだという程度に留めましょう(⌒∇⌒)ノ

アンドラダイト以外のガーネットのモース硬度は だいたい7〜7.5程度なのですが、
アンドラダイトはガーネットの中では 一番柔らかく、6.5〜7程度です。
まぁそれでもこれだけの硬度があれば、日常つける宝石としては
十分な硬さであるとも言えるでしょう。ご安心下さい(⌒∇⌒)ノ

・・・どのくらい硬いか説明しろ!ですって?(・_・)
ふぅむ・・・。
OK。えーとですね、某呪術師の誕生石がこのガーネットなんですよ。
んであいつは女のくせに荒っぽいので超有名なんですが、
そいつでも割ったことのない石ですね。
まぁ力任せに岩にでも叩き付ければそりゃ割れるでしょうが、
んなことしたら指のほうが先に折れるでしょうから
日常の動作ではまず安全じゃあないでしょうか。

酔狂なあなたはどうぞこのガーネットのリングでもなさって
ブロック割りにチャレンジしてみて下さい(⌒∇⌒)ノ
ガーネットが割れるまでブロックを割ったら、
その時のあなたの手の レントゲン写真も一緒に送って下さいね。
あたしゃそっちに興味がありますよ!≧▽≦b


さて。酔狂ではない方々のために、
とっととガーネットの効用のお話に移りましょう。

さすがは山羊座主流1月の誕生石に認定されるだけであって、
この石の大きな意味は「努力と忍耐」です。
人間、もうちょっとのところで辛抱たまらず、暴走してしまいがちなもの。
「もうちょっと我慢してね。もう少し頑張れば明るい未来が開けるからね」と
この石はあなたに語りかけるかもしれませんな(⌒∇⌒)ノ

で、この「もうちょっとの辛抱」を出来なかった有名な方が
ギリシア神話にいらっしゃいます。

大地の女神デメテルさんのお嬢さんで、ペルセポネという方がいらっしゃいました。
美しいそのお嬢さんに一目惚れしちゃった死の国の王ハデス
彼女を誘拐して自分の国へ花嫁として連れていっちゃったんですよ。
けしからん男ですなぁ!

さぁ、お母さんであるデメテルは怒りましたよ!
うちの娘にあにすんだ!返すまで大地に実りなど与えぬぞ!
なんたって大地の女神様がカンカンになったわけですから、
いつまでたっても植物は実をつけません。それどころか枯れ果ててしまいます。
おかげで、地上の動物や人間達は絶滅しそうになってしまいました。
はっきり言って、迷惑なお話なんですけどね(・_・)


これに困り果てた最高神ゼウス。 誘拐犯ハデスは彼の兄貴でもありました。

「兄ちゃん、はた迷惑だからペルセポネ嬢を返してよ」

「嫌だよ」

「んなこと言ってないで地上の惨状見てよ。死の国が溢れかえるかもだよ?」

「・・・・ううむ」


これには困った死の国の王ハデス、
しぶしぶペルセポネちゃんをお母さんの元へ返すことに同意しました。
しかし条件をひとつつけたのです(・_・)b


死の国の食べ物を口にした者は地上へ返すわけにはいかない


実は、ペルセポネちゃんはさらわれてからというもの
水一滴口にしていませんでした。 ずーーーーっと我慢していたのです。
でも最後の最後に辛抱たまらず、ザクロの実を4粒食べてしまいました。

なので彼女はその4粒分、つまり4ヶ月間は、死の国で過ごさねばならなくなりました。
その期間、お母さんである大地の女神は地上に実りを与えなくなりました。
だからこの世には“”が出来たのだよ・・・というお話です(⌒∇⌒)


もしも彼女が最後まで辛抱し続け、一切のものを口にしていなかったら、
この世には冬は訪れなかったかもしれませんね。
ザクロの実を誘惑としてではなく、戒め(いましめ)として 彼女がとらえていたのならば、
彼女は口にしなかったかもしれない。
あなたも同じではありませんかな?


「もういいやー!」と投げ出す前にこの石を見つめて下さい。
あなたにはそれをやり遂げるだけの力があるはず。
だってあなたは“ザクロの実”に守護された生まれの人なのだから!

投げ出す前にもう一度だけ努力してみましょう。
もう一度だけ頑張ってみましょうよ。
最後に笑うのはきっとあなたですから!(⌒∇⌒)ノ

なかなか報われない恋愛などであきらめそうになった時、
なかなか自分の努力が認められず投げ出しそうになった時、
ガーネットを持つといいかもしれませんね。
きっとこの石はこう語りかけますよ。

Hang on!Baby!The future looks very bright!” ≧▽≦b
2005/07/01



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shiromuku(e3)DIARY version 1.20