「常識」とは恐ろしきモノなり  No.20
ふぅ ( ^‐^)_且~~ ←懲りてねぇ!

いやぁ最近蒸し暑くなってまいりましたなー。
こういう時期はつい口当たりの良い冷たい飲み物を飲んでしまいがちですが
暑い時こそ温かな飲み物が身体を癒すそうですぞ!
心頭滅却すれば火もまた凉しというではないですか!←明らかに間違ってる

って、うわちちち!あたしゃ猫舌なんだよ!(ノ ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ⌒━━┻━━┻━━


さて、のっけからの軽いジョークはこのへんにして。
最近石関係の質問メールをよく頂くのですが、その中の代表的な質問を
ここでご紹介しましょう。

質問:「紫乃女さんはよく『この石のニセモノの見分け方は・・・』とか
    サイトに書いていらっしゃいますが、ニセモノの石だと
    やっぱり効果は薄いんですか?どう思われますか?



うーーーーーーーーーーん(・_・)

なんとも言えませんねぇ・・・というのが正直な感想ですかねぇ・・・・。


効果うんぬんであれば、ニセモノの効力が薄いかどうか、あたしには分かりかねます。
なぜならニセモノを持ったことがないので。試したことがないんですよ。
で、それを調べるためだけに、わざわざニセモノを取り寄せようとも思いませんし。
だからあたしにはよく分かりません。自分で試してないことには言及しないタチなので。

で、ニセモノの石をどう思いますか?とのご質問ですが、
別にどうも思いません。あたしのところに回ってこないのならなんでも結構です。
昔は石屋でニセモノまたは合成品が売られていたら、いちいち頭に来てたものですが
もうあまりにそういうものが溢れ返ってしまったので、感覚が麻痺してしまいました。

で、ニセモノ及び合成品を売ることそのものが気に入らないわけではありません。
ニセモノだったらニセモノだと明記して売るのなら構いません
違う石に着色していようが、粉砕して練り直していようが、
照射処理で色つけていようが、熱処理で色を変えていようが、
それを明記するならば、全く問題はないと思っています。
それがイヤな人は、そういう品を避けて買い求めればいいだけですからね。

気に食わんのは、鉱物知識のない一般のお客さんに、
さも天然モノであるかのように偽って高値で売りつけている店です。
天然モノは天然モノ、そうでないものはそうでないと、
ちゃぁんと明記して売り分ける店なら、あたしは毎日でも覗きに行きたいと
思いますね!(⌒∇⌒)ノ←その店が家の隣だったらね

しかしそんな店はもう数少なくなってしまいました。
合成だろうがニセモノだろうがなんだろうが、聞こえのいい名前を勝手につけて、
 適当に効用書いて売りさばけ!
」という考えの店が非常に多いです。


あたしがパワーストーン屋さんをするのだったら徹底的に石のことは調べます。
今の知識の10倍以上は得ようと努力するでしょう。
そして店員を教育します。一般人である客に何突っ込まれても
完璧に答えることが出来る程度にはね。煙に巻くような説明だけはさせません。
素人相手だから適当なことしゃべっとけばOKだろうなんて
生ぬるいのは大嫌いなのでね。

ハウライトに着色したものは、着色ハウライトとして売り、
決してラピスもどきっぽい名前にはしません。粉砕し練り上げなおしたトルコ石には
その石に施された処置を明記します。放射線照射した煙水晶も同じです。
出来る限り全てのことをオープンに記したいのです。
だってガラス玉を売ってるわけではない。鉱物を売っているのだもの!
もうこれはプライドの問題ですよ!


・・・そして「商売」にはプライドなんかなくったっていいのかもしれませんなぁ。


そりゃこっちもお金払ってモノを買うわけだから、
自分の欲しいモノに対する予備知識は多少なりとも準備してから
買いに行くのがスジなのかも知れません。


例えば「ピンクトパーズとかブルートパーズという名前で売られている石は
99%照射処理をした上で熱処理を施した石であることなど、ちょっと調べれば
すぐ分かることです。ま、値段見ればもっとすぐ分かるけどね(^。^)y-.。o○

シトリントパーズ」とは名ばかりで、ホントはそれは単なるシトリンです。
そのシトリンでさえも、水晶やアメジストを照射処理、または熱処理によって
加工したものかもしれません。

レインボートパーズ」は虹色に光り輝いてそりゃあ美しい石ですが、
その虹色はトパーズに金属を蒸着させて作り出した人工の輝きです。
蒸着とは、金属を真空状態で加熱し蒸発させて、その蒸気を
 くっつけることを言います)


で、これらの処理は違法ではありません。
色の発色を促し、色の退色を防ぐ、ある意味宝飾界の「常識」としての処理なのです。
だからこっちもその「常識」をある程度頭に入れて買い求めるべきであるとは
思いますねぇ。


だってさ、
天然モノのピンクトパーズなんて、目ン玉飛び出るほどお高いんですぜ奥さん。
それがこの処理のおかげで同じような色合いの石が非常に安価で手に入るんですよ。
処理された色なので退色に気遣うこともなく、天然モノより色は濃いし美しいし!
天然モノじゃないから市場に数多く出回るしね!お買い得だぁ!(⌒∇⌒)ノ


ただ・・・どうもねぇ。
どうも好きになれないんですよねぇ、そういうのって。
単純に言い切っちゃうと、「気にいらねぇ」んすよ。あたしがね。


あたしは呪術師です。
術の道具として石を使うこともあります。
胸にはいつもオニキスがかかっています。“ある細工”を施したオニキスがね♪

あたしは仕事柄、人様が行きたがらないような場所へ
単独で行かねばならぬこともあります。
そんな時にあたしの「相棒」を勤めてくれているのも“石”なんですよ。

あたしは自分の相棒に熱処理されるのは嫌だなぁ。
コバルト60やガンマ線、中性子などを照射されるのはゴメンだよ。
粉砕して練り上げるなんてもってのほかだよ!
色なんか自然退色していったっていいよ。強度なんかモトのままでいいよ。
だからそんなことをあたしの相棒にしないで欲しい。
そう思っちゃうんですよね・・・。


つまりこれは単なるあたしのエゴですな(⌒∇⌒)
宝飾界では処理を行うのが「常識」なのですから、
それに目くじら立てるのも、オトナゲナイとは思います。
ただ、その処理を「明記する」くらいのことはしてもいいんじゃないでしょうか
なぜならそれは宝飾界の常識であって、一般社会での常識ではないからです。
お客に詳細を知らせるという、その手間を惜しんでいることを、
あたしは残念に思います。




最後に。
ふん、パワーストーンなんてたかが石じゃん、馬鹿馬鹿しい!と思っている方へ。
石ですよ。だから「鉱物」ですよね?

んじゃ、四国にですね、八十八箇所の霊所があるのはご存知でしょうか。
お遍路さんがお参りするとこですな。
あの霊所、つまりお社が建っているその下に何があるのかご存知で?

また、富士樹海ありますよね?あの樹海の地下には何があるかご存知でしょうな?

ワールドワイドで言うんだったら、イスラム教徒の方々が日に5回の礼拝を捧げている、
あのカーバ神殿の御神体の正体は何かご存知で?


おや、ご存知ない。んでは手始めに八十八箇所のお社の下を
掘ることから始められてはいかがですかな?(⌒∇⌒)ノ
ながーーいロープ持参で樹海探索掘りも楽しそうですな!
カーバ神殿御神体を奪取なんて実にスリリングかもしれませんぞ!

それが終わってからまたこのサイトに遊びに来て下さい。
そして多いにパワーストーンを馬鹿にして下さい!大歓迎いたしますよ!



・・・・もっともカーバ神殿の御神体に辿りついた時点で、
あなたの命も
オシマイになっているとは思いますがね・・・・ふふふふ(^。^)y-.。o○
2005/06/14



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